
リスペクトと感謝を込めた現代版ゲームとして復活
さて、今回紹介するゲームはKADOKAWAとアクティブゲーミングメディアより発売が決定されているアドベンチャーゲームの『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』。
本作『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』は、2004年に公開され、大人気を博したききやま氏によるフリーゲーム「ゆめにっき」の現代版。RPGツクール史上最大の問題作であると同時に傑作であり、夢の世界を歩き回るという題材による独特な鬱展開は多くのユーザーの心を魅了した。
非現実的な不気味な夢の中にある世界を探索していき、襲ってくる化物から逃げたり、拾ったアイテムの使い道を考えたり、パズルを解いたりといった夢に散らばる謎を解き明かしていくことになる。。夢には7つの扉があり、それぞれの世界を自由に出入り可能、すべての夢の世界を歩き回り探索していこう。このゲームには明確なストーリーや案内といったものがないのが特徴なため、プレイヤー自身が夢の中に迷い込んだように手探りでゲームをプレイしていくことになる。
■原作版とはまた違った仕上がりのゲーム
今回新たに公開された本作『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』は、KADOKAWAのツクール開発チームが、作品と作者に対する最大限の感謝を贈るために現代版として生まれ変わったゲームタイトルだ。アクティブゲーミングメディアとKADOKAWAがタッグを組み、原作者であるききやま氏の協力・全面監修のもとゲーム開発が進められている。
ドット絵だったゲームを見事な3Dグラフィックで描ききっている。原作をプレイしている人からすれば違和感が強いかもしれないが、初見プレイヤーはゲームの世界に浸りやすいかもしれない。オリジナルとリメイク、どちらも一長一短の良さを持っていると言えるだろう。
本作『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』はアドベンチャーゲームとしてのカテゴライズになるのだが、不気味な雰囲気が漂っていたりと若干のホラー要素がある。ホラーに徹底した作りのゲームではないが、怖いものが苦手という人は少し注意が必要だろう。
◆16年の時を超えて未発表キャラクターも登場
夢の中の世界を歩き回り、独特なキャラクターと出会う『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』。あまりにも謎が多い世界観はそのままに、3Dベースのゲームに生まれ変わっているようだ。
ききやま氏が当時に密かに制作していた未発表キャラクターも、16年の月日を経て登場するとのこと。原作版とはまた少しだけ違った展開も期待できるかもしれない。
◆窓付きちゃんがリアル頭身に
画像を見てもらえればわかると思うが、おなじみのキャラクター「窓付き」もよりリアルな人間のように描かれている。これまで2頭身で描かれていただけに若干の違和感は否めないが、これもおそらくすぐに馴染んでくれることだろう。3Dベースになった事から、原作版のようにステージの多くを一度に表示できなくなっており、シーンごとに背景も切り替わるゲームシステムになっているようだ。
本作『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』にはストーリーといったものは特になく、不思議な夢の世界を歩き回る雰囲気を楽しむようなゲームなので、面白そうと感じたらきっと楽しめるはずだ。自由度の高さと考えさせられるエンディングは必見。
YUMENIKKI -DREAM DIARY-の評価・レビュー
これまでのように、2Dだから表現できていたステージの独特なあの雰囲気など、本作『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』では一体どのように描かれているのかとても気になるところである。RPGツクール史上、最も多くのユーザーに愛されているタイトルと言っても良い「ゆめにっき」、果たしてどのように生まれ変わっているのかとても期待したい。
YUMENIKKI -DREAM DIARY-の発売日はいつ?
本作『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』は、2018年2月23日に発売が決定されている。
タイトル | YUMENIKKI -DREAM DIARY- |
メーカー | KADOKAWA アクティブゲーミングメディア |
対応機種 | Steam Nintendo Switch |
ジャンル | ホラーアドベンチャーゲーム |
発売日 | 2018年2月23日 |
価格 | 1980円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://yume-nikki.com/#p1]
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