
英雄とは何かを問うゲーム『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』
アシュレーは特殊部隊ARMSに抜擢され、結成式典に出席したが、「オデッサ」の暗躍にによって実験が行われ、アシュレー含むARMSの一員は魔物へと変貌してしまった。怪物と化した同僚との殺し合いの末、安置されていたガーディアンブレード『アガートラーム』を引き抜くことで元に戻ることができた。この事件で唯一生き残ったとしてアーヴィングに目をつけられ新生ARMSに入隊した。テロ組織「オデッサ」との熾烈な戦いが始まった。
舞台は科学が発展したファルガイア!
前作と同じ異世界ファルガイアだが世界観は異なっている。
前作では文明の発展していない荒野のファンタジー世界といったゲームの世界観だった。荒野が広がる世界というのは同じものの本作『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』では軍隊や要塞、鉄道が張り巡らされる科学文明が発達した世界になっている。
グッズを使った謎解きが楽しい!
『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』では、グッズと呼ばれるアイテムを駆使して謎を解いてダンジョンを進んでいく。
ワイルドアームズシリーズの中でもキャラが多いためグッズの数も多く、謎解きのバリエーションが多い。
謎解きのためにダンジョンを往復することになるが、雑魚敵をバトルに入る前にキャンセルできる「エンカウントキャンセル」というゲームシステムがあるため、テンポよく謎解きができる。
キャラがそれぞれ「英雄」の名を背負っている
前述したように『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』は、「英雄」とはなにかを問うゲームである。
『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』に登場するメインキャラクターたちは、それぞれがさまざまな意味合いで英雄の名を背負っている。
たとえばアシュレーは「英雄に憧れる青年」。その他「かつて英雄と呼ばれた男」「英雄に祭り上げられた青年」「英雄になりたかった男」「英雄の血を引く女」など、それぞれが英雄と思いを馳せる、もしく因果を持ち、英雄の在り方に思い悩みながら答えを求めていく。
そしてそれぞれの英雄に対して思いや葛藤が綴られ、最終決戦へとたどり着くのだが、このラストバトルがシリーズ最高傑作を決定づける素晴らしい演出だった。そして感動のエンディングへと繋がるので一見する価値ありだ。
タイトル | ワイルドアームズ セカンドイグニッション |
メーカー | メディア・ビジョン ソニー・コンピュータエンタテインメント |
対応機種 | PS |
ジャンル | RPG |
発売日 | 1999年9月2日 |
価格 | 7,140円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=46HXFQJ2Sao&list=PLI1vcltBGN38VZr8ZMjGJGkL3aQAnUp5g]
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