
ワイルドアームズのデトネイター(起爆剤)!!
ワイルドアームズシリーズの第4作目。
従来のゲームシステムを一新し、新たなワイルドアームズの制作を試みたゲーム。
ARMという特殊能力を持つ人々の戦いの中で、子供と大人の精神的進化を描く。
生まれつきARMを使える少年の物語!
惑星ファルガイアではその昔、汎国家統合星府と議会騎士団の戦争が絶えなかった。星府は開発した兵器『ARM』により勝利を手にしかけたが内部からの反発勢力により崩壊し、議会騎士団の不戦勝となった。しかし戦争が終わってからも人々の生活は変わらず、世界は秩序のない自由を手に入れた。
そんな戦争を知らない時代に生まれたシエル村に住むジュードはある日現れた戦艦に忍び込む。そこにあったARMによって自身のARMを発動させた。ジュードは生まれつきARMを扱えるインヒレント・ジーンドライバーだった。
新たにHEXバトルを導入!
従来のバトルシステムに戦略性を加えたいということで開発されたバトルシステム。
ミツバチの巣のようなハニカム構造のフィールドでパーティと敵が配置され、マスを移動してバトルする。素早さの順から行動でき、敵味方も含めて行動順番が表示されるので戦略を練ることが勝利へのキーとなる。
開発期間の短縮のために中途半端な出来となってしまった『ワイルドアームズ4』
ソニー・コンピュータエンタテインメントから製作途中に開発期間の短縮が命じられたためにボリュームが少なくなり、ゲームの作り込みが甘くなってしまった。
シナリオ自体がRPGにしては短く、ストーリーに厚みを持たせるには無理なプレイ時間である。
さまざまなキャラクターが登場するものの、シナリオが短く一度戦って大人しく退散して再登場はないので、キャラクターに愛着が湧くまでに至らない。
サブキャラまでまんべんなく目立たせて熱い展開を見せ続けてくれたワイルドアームズシリーズにとってはつらいことだっただろう。
開発期間が短縮されたことは仕方ないので、短いなりにテンポよく進められるゲームに仕上げられているなど、短い期間の中でいいゲームを作ろうとした頑張りがわかる。
シナリオも短いもののワイルドアームズらしい熱い展開もあり、プレイヤーからは感動したという声も多い。
バトルも斬新で深いバトルシステムになったことによってゲームを楽しめる。
開発期間があったら、間違いなく従来のワイルドアームズに肩を並べる名作になっていたと確信できているだけに惜しいゲームである。
タイトル | ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター |
メーカー | ソニー・コンピューターエンタテイメント メディア・ビジョン |
対応機種 | PS2 |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2005年3月24日 |
価格 | |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=7p3i_jRkrbc&list=PLu7oaMMfkkYxaMyTMiqlVbhBY9WRj_K4y]
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。