「ヴァルキリープロファイル」スピーディなバトルで魅了した名作RPG

死んでしまった勇者を集め、導く、人間という存在を描いた名作ゲーム
様々な人が死んでいく、英雄であったり、名も無き戦士であったり、ヴァルキリーは死を間近にした魂の叫びを浄化する。北欧神話に登場するヴァルキリーをモチーフとした独特なRPGとなっているのが「ヴァルキリープロファイル」。ゲームシステム、ストーリー性、キャラクター、どれをとっても一級品となっているゲームです。
ヴァルキリープロファイルのストーリー
ことの始まりは、1人の少女の死だった。娘を人買いに売り渡そうとした母親の元から、幼なじみの男の子と一緒に逃げ出す。鈴蘭の花が生い茂る草原にたどり着くが少女は鈴蘭の毒にやられ死んでしまう。そして、ヴァルキリーと出会う。
フィールドアクションでダンジョン攻略
ダンジョン内では様々なアクションが可能となっています。
- 移動・・・2D画面の左右を自由に動ける。
- しゃがむ・・・しゃがみながら剣を振ったり、スライディングしたりと様々なアクションにつなげることが可能。
- 剣を振る・・・物を壊したりスイッチを作動させたりできる。
- スライディング・・・狭い通路を移動可能。
- 物を押す、引く・・・物を動かすことで作動する仕掛けも。
- 物を投げる・・・持ち上げたものを投げることができる。
- ジャンプ・・・ボタンを押す長さによって高さを調整可能。
- 宝箱をあける・・・宝箱にはワナがあることも・・・。
- 物を持ち上げる・・・物を移動させたり投げるアクションにつなげることが可能。
- 物を降ろす・・・間違えて持ち上げてしまった場合につかうと、その場に降ろします。
- 晶石・・・氷の塊をつくりだし踏み台にしたりできます。
ヴァルキリープロファイルの爽快でテンポ抜群のバトル
ヴァルキリープロファイルでは他のゲームにはない独特なゲームシステムがあります。ターン制とリアルタイム制の融合でスピード感あふれるバトルを味わえます。直感的で表示されているボタンを押し、キャラクターを操作できます。上手くボタンを押すことで連携も可能。必殺技もあり大ダメージを狙えロマンであふれかえっています。これによってプレイヤー自身のタイミングでどのように攻撃を叩き込むかという戦略性とアクション性が生まれ、単調なコマンドバトルに新たな風を吹き込みました。
ヴァルキリープロファイルの評価とレビュー
とにかくRPGとして完成度が高いです。またストーリーは基本的に人間の生死や闇の部分がちらつくため、鬱展開や重いテーマが苦手という人は少し落ち込んでプレイすることになるかもしれません。しかし、どれも考えさせられる話が多く、人間とはどうあるべき、どう生きていくかといった指標を与えてくれるゲームでもあります。仲間の選別もなかなか面白く、誰を手元に残し、誰を転生させるかといった点も魅力的です。ストーリーに流されて選ぶも良し、気に入ったやつを手元に置くも良し、プレイヤーごとに色々な感情が動きながらプレイすることができる名作ゲームです。
タイトル | ヴァルキリープロファイル |
メーカー | エニックス |
対応機種 | プレイステーション |
ジャンル | RPG |
発売日 | 1999年12月22日 |
価格 | プレイステーション(グレイテスト・ヒッツ):3024円 |
プレイ人数 | 1人 |
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