
事実を知るべきか、否か・・・究極の選択をされるアドベンチャーゲーム
さて、今回紹介するのはunderDOGS Gaming Private Limitedより2018年1月13日にリリースが開始されているアドベンチャーゲームの『Till the dawn, waiting』。対応プラットフォームはPC(steam)、価格は410円となっている。
本作『Till the dawn, waiting』では、プレイヤーは飼い主に捨てられてしまった捨て犬にフィーチャーしたストーリーを楽しむことになる。ポリゴンで描かれたこの捨て犬がどのような犬種かは断定できないが、漂う雰囲気は何とも物悲しそうだ。この犬の名前はBarney。なんと首輪と紐をつけられた状態で捨てられてしまったBarneyは、『Till the dawn, waiting』(明け方まで待ち続ける)というタイトルにもある通り、飼い主が戻ってくるのをずっと待ち続けている。
Barneyの複雑な感情を読み解く
本作『Till the dawn, waiting』では、プレイヤーは捨て犬・Barneyのその時の心情などを聞くことになる。Barneyが捨てられているのは木と砂、そして山がある程度のだだっ広い土地だ。こんなところに人間が来るはずもなく、Barneyは他の動物達と会話をして日々を過ごしているという。本作『Till the dawn, waiting』は短編にはなっているものの、しっかりとしたストーリーが用意されており、またエンディングは会話の選択によって変化していく。Barneyが自分の立場を理解して受け入れるか、はたまた他の運命を辿るのか、事の顛末をプレイヤー自身の目でしっかり見届けて欲しい。
こういった犬が飼い主を待ち続けるという物語は、漫画のワンピースなど結構多くの作品で見かけるので真新しくはない。ただ、こういった犬の心情にここまで焦点を当てた作品も多くはないだろう。
『Till the dawn, waiting』の評価・レビュー
本作『Till the dawn, waiting』のSteamでの評価は賛否が綺麗に分かれている。基本的にストーリーを評価した意見が多かったものの、ゲーム性や短編であることからのクリア時間の短さなどのボリュームが低評価に繋がっているようだ。つまり、「短いけど良い物である」と解釈することも出来る。もちろん万人受けするゲームではないが、切なさや儚さのあるストーリが好きな方にはオススメできそうだ。ただ注意点として、本作『Till the dawn, waiting』は2018年6月現在のところ日本語に対応していないので、英語が出来る人じゃないとプレイできないのが残念。
タイトル | Till the dawn, waiting |
メーカー | underDOGS Gaming Private Limited |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
発売日 | 2018年1月13日 |
価格 | 410円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/761760/
Till_the_dawn_waiting/]
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