
人間の闇を映し出す衝撃のホラーゲーム
イタリアのトスカーナ地方で活動しているインディーデベロッパー「LKA.it」によって開発された『The Town of Light(タウンオブライト)』は、名前は明らかにされていないが実際にイタリアに実在した精神病院を描いたノンフィクションのゲームである。
『The Town of Light(タウンオブライト)』は、最大級に陰鬱なゲームなのでプレイするにはかなり注意が必要!
本当にあった精神病院を描く物語
その病院は患者への暴力や虐待が絶えず、不正な薬物投与や人体実験やロボトミー手術を行っていたという。
6000人以上の患者を収容する大きな病院だったが、事故や事件が絶えずに1978年に閉鎖された。
入ったら二度と出てこれない場所と呼ばれていたそうだ。
これらのことが現実に起きていたとは本当におぞましい。
そのため、『The Town of Light(タウンオブライト)』はかなり胸糞悪い気分になるかもしれないので、普通のホラーゲームよりも一層注意が必要だ。
ゲーム内容も狂気の沙汰
『The Town of Light(タウンオブライト)』の主人公は、記憶を失い精神疾患に苦しむ15歳の少女レネーを一人称視点で操作していく。彼女はなぜここにいて、自分が何者かもわからない。
レネーはこの病院を探索して自分の過去を明らかにしていく。彼女は時として悪夢に悩まされるが、その悪夢を見るのはもちろんプレイヤー。
選択肢によってストーリーや彼女の病気は分岐していく。
主人公自体が病んでいるので発言が支離滅裂になっており、『The Town of Lightt(タウンオブライト)』をプレイしているとこっちも鬱になってくる。
病院には様々な治療の資料や痕跡があり、妙にリアルで不気味だ。
実際に開発者は『The Town of Lightt(タウンオブライト)』の制作のために何度もこの病院に足を運んだようだ。そのため廃墟の再現度が高く、雰囲気ゲーとしても楽しむことができる。
『The Town of Lightt(タウンオブライト)』は、驚かすようなホラー要素はあまりないが、グロテスクな描写がかなりあるので精神的にも視覚的にもかなりえぐられるゲーム内容になっている。探索アドベンチャーとしての要素が強いホラーゲームとなっているので、じわじわとくる恐怖を味わいたい人にぜひともおすすめしたい。
PS4版が国内で配信開始
『The Town of Lightt(タウンオブライト)』がクロスファンクションからPlayStation4向けに2017年10月27日に発売された。アドベンチャー要素が強いホラーゲームなので、日本語で楽しめるのは非常に喜ばしいことだと思う。英語だからと嫌煙していた人はぜひプレイしてみてはどうだろう?また、体験版も配信されているので、どんなゲームか体験したい人はまずはそちらをプレイしてみて欲しい。
Nintendoswitchでも配信決定
『The Town of Lightt(タウンオブライト)』がNintendoswitchでも配信されることが決定した。しかし、海外での予定となっているので国内配信されるかは不明。
タイトル | The Town of Light(タウンオブライト) |
メーカー | LKA.it |
対応機種 | Steam/PS4/Nintendoswitch |
ジャンル | ホラーゲーム |
発売日 | 2009年2月10日 |
価格 | 1,480円(Steam) |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=RAI3B0K9HiU]
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