
オカルトかつホラーなストーリーが展開されるVRアドベンチャーゲーム
同人サークルCAVYHOUSEによって作られたゲーム「マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)」は、その独特なグラフィックから想像できるように奇妙で悲しい物語が展開されていく3Dアニメーションノベルゲームになっています。VR対応していますが、当面同人版のみとなるようでそれ以外は非VRとなるようです。
カルト宗教をテーマにしたようなストーリー
「マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)」の物語の舞台となるのは隠れキリシタンが住んできた大臼村。主人公の立花はももるは、村の住人に招かれて訪れることになります。この大臼村では、長年の悲願でもあった大聖堂を完成させ祝賀ムードが漂っていて、これを機に村おこしをしたいと思う村人たちの思いがありました。そこで、その歴史や民話の収集を主人公に依頼したというのが大まかな流れ。
この大臼村ですが、迫害によって閉鎖的な環境が続き、宗教がかなり奇妙な方向へと進化しています。その名も、聖人進行という外の世界からやってくる聖人を信仰対象にするという宗教。外来者を大切にするというおもてなしの風習は村おこしにうってつけと思った矢先・・・不穏な空気や入り乱れる思惑、不可思議な奇跡、謎めいた展開が繰り広げられていきます。
「マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)」では、この村おこしを中心に奇妙奇天烈な物語が語られていくことになります。
一癖も二癖もあるキャラクターたち
世界観を現しているのか「マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)」に登場するキャラクターは見た目が独特であり、さらに名前までもかなり個性的です。メインキャラクターは5人ほどですが、このキャラクターたちが物語にどう影響を与えるのかもアドベンチャーゲームの醍醐味ですね。
橘はももる CV:嶋村侑
東北地方の牧師で、郷土史として歴史を調査することを任され村に招かれます。お米が大好きとのこと。
岡田黒州 CV:阿部敦
大臼村の神父で神学書を収集してみんなに開放している人物。少し憂いを帯びた瞳の奥の真意とは・・・。
大臼寿安 CV:加藤将之
大臼村の村長の息子で、村おこしに非常に熱心に進めるリーダー格的存在。行動力がすごく村人を引っ張っていく。
赤い少女 CV:菅沼千紗
謎めいた赤い少女で何かを探っているようだ。服装からどことなく忍者のように感じるので、隠密行動をしているのかもしれません。
白い少女 CV:池田海咲
ただ一言、謎とだけ言われているキャラクター。赤い少女と対になっているようにも感じるがその正体は・・・。
基本的にはアニメーションを眺めるようなゲーム
「マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)」では、シネマティックモードとVRモードの2つが選択できそれぞれに応じた演出をゲームで体験することができます。
シネマティックモードでは、カメラワークによって物語が進んでいき、アニメーションを見ているような気分でゲームのストーリーを体験できます。
VRモードでは、プレイヤー自身が大臼村に入り込むことができ、360度見渡せるなど自分を中心に物語が展開されている気分を味わえるようになっています。
マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)の評価・レビュー
一見するととても気のいい村に思える大臼村ですが、やはり閉鎖的な環境に閉ざされていたということもありどことなく不気味な印象も受けますね。よく悪人は笑顔で近づくと言われているので、そういった人間の心理をつくような演出がされているのではと思います。内容自体も宗教が絡んでいて、オカルトやホラーといった要素もふんだんに組み込まれているため、ドロドロした展開を楽しめそうです。PCでは体験版も配信されているので、オカルトとホラーというキーワードにピンときた人はどんな塩梅かプレイしてみてはどうでしょう?
マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)の発売日はいつ?
「マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary)」は、2018年夏に発売が決定されています。
タイトル | マヨナカ・ガラン(The Midnight Sanctuary) |
メーカー | CAVYHOUSE |
対応機種 | NintendoSwitch Steam PlayStation4 PC VR |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
発売日 | 2018年夏 |
価格 | |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元:
[http://www.cavyhouse.net/garan/]
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