
天使憑きの少女 ~ Related with “Present for you” ~のコンシューマ版
さて、今回紹介するのはだいだいより2012年12月20日に発売が開始されている運命選択アドベンチャーゲームの『天使憑きの少女』。対応プラットフォームはPlaystationVita、価格は1851円となっている。
本作『天使憑きの少女』は、2006年にWindows向けソフトとして発売が開始された「天使憑きの少女 ~ Related with “Present for you” ~」のPlaystationVita版となるタイトルで、全4章から成る様々なエピソードを楽しむことが出来るアドベンチャーゲーム。それぞれの章で違ったキャラクターによる物語が描かれており、どのエピソードもそれぞれ違った良さが魅力的なゲームと言える。「少女が願ったのは、天使の呪いか、悪魔の奇跡か」。結末はプレイヤー自身の目で、耳で体験してみてほしい。
『天使憑きの少女』に収録されているエピソード
■第1章
医療ミスによって愛する母親を失った浦上真理愛(うらがみ まりあ)は、手術を執り行った医師を殺したいという願望に日々苛まれていた。日に日に強くなっていく復讐願望を養護教師に打ち明けた所、不気味に光る拳銃を渡される。
・浦上真理亜
聖母マリア光ヶ丘学院の三年生。愛する母親を医療ミスで失った少女。容姿端麗ではあるものの、物静かで殆ど人と接することはない。
■第2章
七年前に死亡した浮遊霊である江藤睦美は、幽霊としての生活を気ままに楽しんでいた。そんな彼女のもとに”天使”を名乗る一人の人物が現れる。どうやら昇天期限が迫ってきているので、早く成仏してくれとのこと。彼女は渋々承諾したものの、やり残したことが1つだけあった。それは、幼馴染に恋をさせること。
・江藤睦美
7年前に交通事故で死亡し、浮遊霊として気ままに暮らしている少女。明るくて活動的な性格をしており、浮遊霊という状況をすぐに受け入れ楽しく暮らしている。
・橋本紗雪
城心学園の一年生で、控えめかつ消極的な性格をしている江藤睦美とは真逆の存在。真面目な性格をしており、勉強もそこそこできる。
■第3章
物語の舞台は城心学園。次期学生会長選挙が迫っているこの学園では、現職の相葉絵里香があまりにも妥協を許さないタイプなことから、候補者を絞りあぐねていた。そんな中、1人の意外な人物が名乗りを上げる。
・相葉絵里香
現在の学生会長であり、一切の妥協を許さない生真面目な性格。学生会長に抜擢され、1年間の任期を見事やり遂げたという実績がある。
・相葉澄香
城心学園の一年生で、学生会長である相葉絵里香の妹。慎ましやかで温厚な性格をしているが、どちらかというと人とあまり接するタイプではない。
■第4章
4章の結末は、ぜひその目で…。伏線などが回収されていく様は圧巻。
本作『天使憑きの少女』は、スクリーンショットを見てもらえば伝わると思うが、銃など暴力的な描写や手首を切るといった鬱要素があり対象年齢は12歳以上となっている。不安定な青春期をフォーカスを当て葛藤などが描かれているので、なかなか見ごたえのあるアドベンチャーゲームだ。
タイトル | 天使憑きの少女 |
メーカー | だいだい |
対応機種 | PlaystationVita |
ジャンル | 運命選択アドベンチャーゲーム |
発売日 | 2012年12月20日 |
価格 | 1851円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.jp.playstation.com/software/title/jp0055pcsg00137_00tenshitsukijapan.html]
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