
サムライの文化を強烈な墨絵で描いた渋すぎるターン制RPG
サムライや浪人と聞いてパッと思い浮かぶのはるろうに剣心やバガボンドですが、そういった日本の代表格とも言えるサムライを題材にした「Tale of Ronin」が海外のインディーゲームスタジオより発表されました。偏見かもしれないけど、「Tale of Ronin」のようなゲームを見ると、やっぱり外人さんって忍者とかサムライとか大好きなのかなって思ってしまいます。でも、何と言うか、とても「愛」というものを感じてしまうので、「Tale of Ronin」のようなゲームを見ると少し嬉しくなったりもしますね。
主人公が死んでも入れ替わるセカイシステム
「Tale of Ronin」において独特だと言えるものにセカイシステムというものがあります。これは主人公が死んでしまっても別のキャラクターが入れ替わって、ゲームを続行していくことが可能というゲームシステム。キャラクターへの感情移入というものがゲームや映画、漫画といったエンターテインメント作品では重要視される中で、こういった主人公が入れ替わるというシステムを組み込んでくる辺り大胆ですね。でも、それでこそサムライという生死を賭けた真剣勝負や無慈悲な世界観にピタリと当てはまるゲームシステムなのかなとも思います。
そのため、プレイヤーはキャラクターが死んでしまう恐怖や緊張感の中で戦うことになるので、非常にスリリングな展開を味わうことができるはずです。
ターン制のコマンド選択型バトル
サムライのゲームと言われるとアクションを想像しますが、「Tale of Ronin」はRPGなためバトルはコマンド選択式となっています。いくつかスキルパネルのようなものが用意されているので、それらを選び攻撃や防御といったものを繰り出し1VS1の戦いに勝利していくことになります。
簡単に言ってしまえばジャンケンですが、読み合いといったものもあるため、駆け引きが非常に重要なバトルになっていると感じました。実際の戦いの中でもこういった相手の手の内を読むことは勝利することにおいて大きなポイントでもあるので、相手を斬り伏せられるか、はたまた自分が土を噛むかはプレイヤー次第というシンプルながら真剣勝負を楽しむことができます。
龍といったモンスターも登場する模様
サムライの生き様を描いた「Tale of Ronin」ですが、ギャラリーには龍と戦っているイラストや何やら骸骨のような武者がいたりと、人ならざるものとの戦いも待っていることがわかります。多くの仲間を集め、技を磨き、来るべき決戦に備えて冒険を続けていきましょう。
Tale of Roninの評価・レビュー
まず、とても印象的なのは墨絵で描かれたグラフィックでしょう。このタッチによってサムライや和といった世界観を一気に演出していますね。サムライこそ日本ではありますが、背景自体は中国風となっていて、ゲーム全体の世界観としては少し不思議な感じになっているかなと、1人の日本人として思いました。
グラフィックもワイルドでバイオレンスであれば、ゲームシステムもかなりワイルドな仕上がりになっているため、かなり印象的なゲームだと「Tale of Ronin」は思わせてくれますね。雰囲気も良いし、ゲームシステムもサムライという設定を活かしたものになっているため、とても光るものを感じるので興味を惹かれる人も多いでしょう。ただ、仲間や主人公は死んでしまったら終わりなため、このセカイシステムが少しでも嫌だと思った人や感情移入しやすい方は控えた方がいいかもしれませんね。
Tale of Roninの発売はいつ?
「Tale of Ronin」の発売日は2018年5月現在のところ未定となっています。
タイトル | Tale of Ronin |
メーカー | Dead Mage |
対応機種 | Nintendoswitch PC |
ジャンル | RPG |
発売日 | |
価格 | |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.taleofronin.com/]
サムライ漫画は士道が最高だろ