
見事ドット絵で映画の恐怖を演出したホラーゲーム『スウィートホーム』
『スウィートホーム』は1989年に放映された同名のホラー映画を原作にしたホラーゲーム。
後にサバイバルホラーの金字塔となった「バイオハザードシリーズ」の基盤にもなり、その他全般のホラーゲームに影響を与えた。
テレビ取材班に亡霊が襲いかかる!
有名な画家であった故人間宮一郎氏の屋敷に未公開のフレスコ画があるという情報を聞いてテレビ局の取材班は屋敷に潜入した。しかし、間宮夫人の亡霊が現れ、取材班に襲い掛かってきた。取材班は屋敷から出ることができるのか。
パーティメンバーをチェンジしながらクリアを目指す!
プレイキャラクターはテレビ局の取材班5人で、パーティ定員は3人まで。
- 星野和夫:プロデューサー
- 早川秋子:ディレクター
- 田口亮:カメラマン
- アスカ:ナレーター
- エミ:和夫の娘
それぞれ異なる特殊能力を持っており、状況によって切り替えて進めていく。
シビアなリソース管理が恐怖を煽る!
武器屋やアイテム屋という概念は存在せず、全て現地調達で手に入れたものでやりくりしなければならない。
敵がお金やアイテムを落とすこともなく、アイテムは全て有限なのでむやみに使いすぎるとかなり戦況が悪くなる。
このシビアなリソース管理はバイオハザードに取り入れられているゲームシステムの一つ。
ハード制限の中、工夫を重ねた恐怖演出
BGMはいわゆるファミコン音楽だが、その制限の中でも不穏な音楽を作ることに成功している。
また、ドアのカギを開けた時は軋みの環境音とともにドアを開けるアニメーションが挿入される。
おわかりだと思うが、この演出はバイオハザードに継承され、バイオハザードの代表的恐怖演出となっている。
タイトル | スウィートホーム |
メーカー | |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | ホラーゲーム |
発売日 | 1989年12月15日 |
価格 | 6,500円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=n8IkIv27xLk]
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