
海外ゲームを国内アレンジしたクソゲー
「スーパーピットフォール」は、海外の洞窟探索アクションゲーム「Pitfall Lost Caverns」を日本のゲーム機であるファミコンにアレンジしたゲーム。なのだが…アレンジしすぎて、もはや別のゲームになり、しかも劣化具合がヒドイという有様に。
「スーパーピットフォール」は、あの有名な即死ゲー「スペランカー」に似た世界観で洞窟を探検するアクションゲーム。十字キーで移動、Bボタンで攻撃、Aボタンでジャンプというオーソドックスなもの。ゲームの目的は宝物であるラージダイヤを見つけ、地底人にさらわれてしまった姪っ子のロンダを救い出すこと。
「スーパーピットフォール」の鬼畜ポイント
まず、全てが隠し要素。というのも、ほとんどのアイテムがフィールドに隠されている。戦うために必要なピストルでさえも隠れているのだから手が震える。
そして、ステージを進むのに必須であるワープポイントも隠されている。本気の探索を味わえるともいえなくもないが、ゲームなのだから子供に優しい仕様にしないと悲鳴を上げてしまう。しかも、壁にジャンプして突っ込まなければいけないような場所もあったり、鳥にぶつからなければ先に進めなかったりと一筋縄ではいかない。ものすごく柔軟な発想が要求される。
コンティニューさえも裏コマンドを入力しなければいけない。もちろん説明書には載っていない。
体力制ではないため、死にゲーの要素が非常に強い。ハシゴを踏み外しても死んでしまうので注意。たぶん打ちどころが悪いのだろう。
さらに驚きなのが、ロンダを救出したらゲームクリアではない!スタート地点まで戻って生還してこそ「スーパーピットフォール」のクリアなのだ!
スーパーマリオブラザーズを意識しているのが、グラフィックなどから伝わってきてちょっぴり笑える。
この広大なダンジョンをノーヒントで探索する鬼畜ゲーム「スーパーピットフォール」。探しものが得意というアナタにぜひプレイしてもらいたいゲームです。
タイトル | スーパーピットフォール |
メーカー | ポニーキャニオン |
対応機種 | ファミコン |
ジャンル | アクションゲーム |
発売日 | 1986年9月5日 |
価格 | 5500円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=UOKMNK-pXCo]
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