『STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)』並行世界でも君に会いたい。運命を狂わすアドベンチャーゲーム

世界線を超えるタイムパラドックス系アドベンチャーゲームの続編

世界線といういくつもの未来が存在しているという設定の中、様々な世界線に干渉しながら最善の未来へと向かっていくSFアドベンチャーとして高い人気を得ているシュタインズゲート。複雑ながらも奥深く、考えさせるストーリー展開に多くの人が魅了された。「STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)」は、「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」の正統続編であり、β世界線を主軸において話が進んでいくアドベンチャーゲームだ。

STEINS;GATE(シュタインズゲート)とは

もはやループ系作品の代表作とも言っていいくらいの人気作「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」。
その人気の勢いはとどまることを知らず、長い月日がたっても大勢のファンに愛されている作品となっている。
数々のスピンオフがどんどん世に排出され、時間が経つに連れて人気が落ちるどころかむしろ「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」に侵されてしまう人間が未だに増え続けているくらいだ。

救えなかった未来の物語

shutag2
「STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)」は、前作「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」で主人公である岡部倫太郎がヒロインである牧瀬紅莉栖を守ることの出来なかった”β世界線”を舞台にしている。
β世界線とは、岡部倫太郎が数々の苦難や葛藤を乗り越え「彼女」を守れた世界線とはまた別の、”守れなかった”世界線である。
「これでいいんだ」と自分に言い聞かせるように岡部倫太郎は普段通りの毎日を送ろうとするが、やはり彼の胸にはなにかつっかえがあった。
失意と後悔だけが迸る岡部倫太郎を中心に、再び世界は回り始める。

STEINS;GATE(シュタインズゲート)のキャラクター

岡部倫太郎(おかべりんたろう)CV:宮野真守

okabe
STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)の主人公。
未来ガジェット研究所のリーダーであり、世界を救うために戦うことを選んだ男。
とある出来事から、自分の力不足を痛感している。

牧瀬紅莉栖(まきせくりす)CV:今井麻美

kurisu
STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)のヒロイン。
主人公である岡部倫太郎が、かつて救おうとした女性。
7月28日に秋葉原にて死亡している。

椎名まゆり(しいなまゆり)CV:花澤香菜

mayuri
STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)の主人公岡部倫太郎の幼馴染。
岡部が主催するラボ、未来ガジェット研究所のラボメンである。

橋田至(はしだいたる)CV:関智一

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ラボメンたちから”ダル”という愛称で呼ばれている天才ハッカー。
オタク文化に精通しており、メイド喫茶が好き。

阿万音鈴羽(あまねすずは)CV:田村ゆかり

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未来からやってきたタイムトラベラー。
元気いっぱいだが、時たま悲壮の表情を浮かべる。

比屋定真帆(ひやじょうまほ)CV:矢作紗友里

maho
紅莉栖の大学の先輩であり研究員でもある。
容姿が幼いせいか、よく子供に間違われてしまう。

漆原るか(うるしばらるか)CV:小林ゆう

rukako
とても中性的で整った顔をしているせいか、女の子によく間違われてしまう。
ルカ子という愛称で呼ばれている男の娘。

フェイリス・ニャンニャン CV:桃井はるこ

ferisu
秋葉原のメイド喫茶にて働く女の子。
語尾の「にゃん♬」が特徴。

桐生萌郁(きりゅうもえか)CV:後藤沙緒里

moeka
普段無口でほぼ何もしゃべらないクールな女の子だが、メールになると一変して饒舌になる。
かなり重度の携帯電話依存症。

阿万音由季(あまねゆき)CV:田村ゆかり

amaneyuki
阿万音鈴羽のお母さんで、未来のダルの奥さん。
細かいことは気にしないポジティブな性格をしている。

『STEINS;GATE0』をプレイした感想

『STEINS;GATE0』想像以上の面白さで、β世界線での岡部倫太郎の苦悩と挑戦を描いていて、物語にのめり込みました。

今回『STEINS;GATE0』をプレイしようと思ったのは、2018年4月から本作『STEINS;GATE0』がアニメ化されるという情報を目にしたのがキッカケでした。いつかのフリープレイでダウンロードだけはしておいたのだが、なかなかプレイする時間とモチベーションがなく、数ヶ月間の間放置してしまっていた・・・。

実際にゲームをプレイした感想をネタバレしない程度に紹介していこうと思います。

読者を引き込む力は本編と同じレベル

※ネタバレ無しなので、極力画像は使わないように書いていきます。

本作『STEINS;GATE0』は、原作「STEINS;GATE」の物語補完的役割を持ったゲームタイトルです。「STEINS;GATE」では描かれることのなかったβ世界線での物語を主軸に、ストーリーが進んでいく。まず、最初にプレイした感想から述べると、めちゃくちゃ面白かった。

β世界線、つまり、岡部倫太郎が狭間の世界線”シュタインズゲート”に到達することができなかった世界線。牧瀬紅莉栖を救うことができなかった世界線。救うことを諦めてしまった世界線。牧瀬紅莉栖を代償に、椎名まゆりを救った世界線。つまり一言で言えば、岡部倫太郎が世界を救うことを諦めた世界線で物語が展開されていきます。この時点で苦悩と葛藤がすごい伝わってきますね。

自らの手で牧瀬紅莉栖を殺してしまった岡部倫太郎は、精神を病んでしまい、もう一人の自分である”鳳凰院凶真”を封印してしまう。物語は開幕からかなりダーク。岡部倫太郎の後悔と悲痛な叫びが延々と響く幕明けでした。

牧瀬紅莉栖の穴をきっちり補完してくれた新ヒロイン

本作『STEINS;GATE0』をプレイして思ったのは、新たに登場するヒロイン「比屋定真帆(ひやじょうまほ)」の存在がとても大きいこと。彼女の登場により、ヒロインとしての牧瀬紅莉栖が不在という大きな穴を見事に埋めてくれたように感じる。牧瀬紅莉栖と同じ大学に通う比屋定真帆は、紅莉栖の先輩に当たる人物。学内で唯一の日本人、そして紅莉栖と同じ”天才”であることから、2人はAI研究の最先端を行く”レスキネン教授”と共に、AI開発の助手として働いていました。

本作『STEINS;GATE0』の、原作では登場することのなかった、β世界線ならではの独自の設定が存在するのも面白い。ネタバレになるため詳しくは言えないが、アマデウスシステムやサリエリ、ストラトフォー、第三次世界大戦、新型脳炎…etc、岡部倫太郎たちを中心に世界を大きく巻き込んでいく緊張感は途方も無いものでしたね。

また、メインキャラクターたちのそれぞれのエピソードもとても良かった。α世界線とはまた違う性格で登場するキャラクターがいたり、終盤でとんでもない設定が暴かれるキャラクターがいたりなど、見ていて全く飽きない濃ゆいエピソードになっていたと思います。

ニヤニヤ出来る新システム”RINE”

本作『STEINS;GATE0』から新たに登場したシステム「RINE」では、メインキャラクターたちとのLINE風な会話を楽しむことが出来ます。相手の返事に対しこちらから返事をすることも出来るし、既読無視することもできる。なお、既読無視した際には追撃のメッセージが飛んで来るのも斬新で面白いなと思った。それぞれのキャラクターのスタンプが用意されていたり、RINEの会話は『STEINS;GATE0』をプレイしていて1番ニヤニヤしたかもしれない。

また本作『STEINS;GATE0』は、コメディとシリアスのバランスが良く、なかなかやめ時が見つけられず寝不足になってしまった・・・。朗らかで少しポップなBGMが流れ出したと思ったら、急に動き出す不穏な展開。前半散りばめられていた伏線を、後半で一気に回収していく怒涛の勢いは、さすがシュタゲだと体感しました。正直な話、『STEINS;GATE0』にはあんまり期待していなかったのだが、想像を遥かに上回る素晴らしさ、完成度になっているゲームと思います。

もちろん不満点もいくつかありました。小説とほぼ同じセリフや展開のシーンがあったり、謎が解明されないままの点があったり、少し肩透かしを食らうようなシーンがあったり。でもそれは仕方のないことなのかなと。オリジナルエピソードのクオリティがかなり高かっただけに、「何でここだけ小説のまんまなの」と思ってしまったりもした。でも全体的に見て、かなり良質なゲームになっていたと思います。あくまでも個人的にですが。

自分の行動で世界を変える”実感”

選択肢や自分の行動でその後の展開が変わるマルチエンディングシステムの本作『STEINS;GATE0』だが、本作『STEINS;GATE0』の物語の特性上、自分の選択で世界線を移動している感がとても強く出ており、没入感がさらに増したと思います。

”とあるもの”を巡って、日本だけじゃなくアメリカやロシア、世界各国を大きく突き動かすラボメン達。吐き気を催すほどの想像を絶する世界線に飛んでしまったり、リーディングシュタイナーの謎に迫ったりなどなど、空想科学が好きな僕にとってたまらないゲームになっていたとプレイし終わって感じてます。本当にゲームをプレイしてよかったと思いました。オリジナル版で満足している人、少し嫌煙気味な人、シュタゲに触れている人、多くの人にプレイしてもらいたいと思うゲームです。


タイトル STEINS;GATE0(シュタインズゲート0)
メーカー 5pb.games
対応機種 PS4/PS3/PSvita
ジャンル 想定科学アドベンチャー
発売日 2015年12月10日
価格 PS4,PS3:7800円
PSvita:6800円
プレイ人数 1人

画像引用元
[https://www.youtube.com/embed/0getIXnq7xA]

 

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