
「真・女神転生Ⅲ」の主人公は悪魔?!
「真・女神転生Ⅱ」から約9年ぶりに発売されたナンバリングタイトル「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」。
しかし前作との関連性はなく、世界観が一新されている。
3Dポリゴン化や主人公自体が悪魔という初の試みなど、様々なモデルチェンジが成された意欲的なゲームとなった。
メガテンシリーズならではの退廃的・ダークな世界観は「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」でも健在!
「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」のゲームストーリー
東京の高校生である主人公はクラスメイトの千晶と勇とともに祐子先生の見舞いに新宿衛生病院を訪れたが、人の気配がなく奇妙な雰囲気に包まれていた。主人公は祐子先生を探しているうちに病院地下で氷川という男に出会う。殺されそうになるが祐子先生に助けられる。2人はここで世界を終末へと導く「東京受胎」の準備を進めていた。東京受胎に巻き込まれた主人公は意識を失ってしまうが謎の老婆と子供にマガタマを体内に埋め込まれ、悪魔となる。目が覚めるとボルテクス界へと変貌してしまったトウキョウを目の当たりにするのだった。
ついに「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」でメガテンが3D化!
「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」はPS2でゲームが発売されたことにより、ついにメガテンが3Dグラフィック化した。
フィールド、キャラクター、悪魔全てが3Dグラフィックになり、女神転生の素晴らしいゲームの世界観を作り上げている。
従来まではその特異なゲームシステムや難易度の高さ、中世ファンタジーとは一線を画すオカルトチックな世界観などからマニアックなゲームというイメージだったが、本作「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」から一気に多方面のゲーマーの認知を獲得した。
「コトワリ」の登場
「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」では、「ロウ」「カオス」の概念がなくなり、世界のあり方を端的に示す理念「コトワリ」が生まれた。
「ムスビ」「ヨスガ」「シジマ」3つの概念に分かれ、「ロウ」「カオス」よりも強烈な傾倒を見せる。
「ヨスガ」…カオスよりも弱肉強食を強く掲げ、「力のある者だけが生き弱い者は死ぬ」という某剣客マンガの悪役みたいな考え。
「ムスビ」…ニュートラルの立ち位置だが、「自分の存在だけがすべてで他は全て無価値」という考え。
「シジマ」…ロウの管理主義をさらに激しくしたもので、世界の秩序のためにシステムの歯車の一部として殉ずるべきという独裁的な考え。
従来の通り、「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」でも主人公がどのコトワリを選択し行動するかによって世界の終末を左右する。
タイトル | 真・女神転生Ⅲ NOCTURNE |
メーカー | アトラス |
対応機種 | PS2 |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2003年2月20日 |
価格 | 7,800円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=xZt9EMF2t2c&index=1&list=PLTY20etpPy4gk_Ps_l9YiNKzfU7w-gMvL]
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