
2人の”少年”を操作して物語の真相に迫るアクションゲーム
さて、今回紹介するのはSarepta StudioとSnow Cannon Gamesより2014年9月29日に発売が開始されているパズルアクションゲームの『Shadow Puppeteer』。対応プラットフォームはWiiU/PC(Steam)、価格は1480円となっている。
本作『Shadow Puppeteer』は、主人公の少年とその影を操作してストーリーの真相に近づいていくというパズルアクションゲーム。プレイヤーは少年とその影を操作して、村人たちの影を奪っていった謎の人物の正体を暴いていくことになる。そんな本作『Shadow Puppeteer』では、影だからこそできるアクションや、人間だからこそ出来るアクションが非常に魅力的だ。少年が運ぶオブジェクトの影に自分の影を乗せて動かしたりと、影を使うことによって全く違った観点でのパズルを楽しむことが出来るように。真新しいパズルアクションゲームとして個人的にとてもおすすめのタイトルだ。
少年と影で”次元”が分かれる
本作『Shadow Puppeteer』では、少年と影で2つの次元が存在している。少年が生きている世界は「3次元世界」、そして影が生きている世界は「2次元世界」。つまり少年は立体的な世界に生きているのに対して、影は平面世界で様々なアクションをこなしていくことになる。例えば、少年はオブジェクトを立体的に避けたりすることが出来るが、影は奥に避けたり手前に避けたりすることが出来ないのでそれらを全て横移動で乗り越えていかなければならない。それも”影アクション”ならではの魅力だろう。
影の動きで現実世界にも動きが・・・
本作『Shadow Puppeteer』では、「影の動き」が「現実世界」にも影響を与えることになる。例えば、少年の影が何やらのオブジェクトの影を動かすことによって、現実世界のオブジェクトも同じように動きが加えられる。それによりパズルゲームとしてかなり奥行きが増す結果となり、さらなるひらめきが必要になった。少年と影を使ってステージをクリアできたときの嬉しさは何よりも大きい。
『Shadow Puppeteer』の評価・レビュー
さて、いかがだっただろうか。最近では結構馴染み深くなってきた”影アクション”というジャンルだが、本作『Shadow Puppeteer』からヒントを得たゲームも恐らく多いと思う。影と本体で次元が違う点などは影アクションゲームの特有のものだったが、それらを使った動きやメカニックなどが本当に素晴らしくウンウン唸りながらもついつい最後までプレイしちゃう不思議なゲームになっていた。真新しいパズルアクションゲームを探している方は本作『Shadow Puppeteer』をチェックしてみてはいかがだろうか。
タイトル | Shadow Puppeteer |
メーカー | Serapta Studio Snow Cannon Games |
対応機種 | PC(Steam) WiiU |
ジャンル | パズルアクションゲーム |
発売日 | 2014年9月29日 |
価格 | 1480円 |
プレイ人数 | 1人~ |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/316480/Shadow_Puppeteer/]
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