「戦国ブレード」強烈なキャラクターが売りのシューティングゲームの続編登場

オーソドックスな横スクロールシューティングゲームだが如何せんキャラが濃ゆすぎる

1996年に彩京からアーケードゲームとして登場した「戦国ブレード」は、戦国エースの続編となっていて濃いキャラクターを引き継ぎ、前作とは違い横スクロールシューティングゲームとなりました。キャラゲーという要素を取り入れたことによって、シューティングゲーム界に新たな風を吹き込んだわけですが、どのキャラも強烈すぎたため多くの人の記憶にこびりついております。

ストーリー背景

長きにわたり、東の平野を治める名将が、ある日を境に豹変した。 妖しげな軍団を配下に置き、“生霊狩り”と称し、貴賎の別なく女人ばかりを強制的に城に召し寄せ、誰一人として生かしては返さなかった。

やがて、その魔の手は近隣国にも及び、西国の姫君、布津姫もその手中に落ちることとなる。 城内にて布津姫は、その恐るべき陰謀を知る。将は若き女人の魂を集め、究極の生物を創造せんと画策していたのだ。それは人の魂を食らい着々と成長を遂げ、最後の依代として布津姫が取り込まれれば完全体となり、わずか数日で世のすべてを焼き尽くすという。 姫を依代とする儀式は明日の日の出の刻、残された時間はわずか一昼夜。 最後の望みを託し、姫は家宝“飛蒼石”を石牢の結界より城外に放った。“飛蒼石”は天を翔け、5人の勇者のもとに落ちた。蒼き光に導かれ、今、物語の幕が開く。

キャラの個性を活かした横シューティングゲーム

「戦国ブレード」では、前作とは打って変わって縦から横のスクロールへと変化しているため、この点で大きなゲームシステムの変化があります。また、飛行機ではなく飛蒼石という設定があるのでキャラクター自身が飛び回り、さらにキャラゲー色が強くなりました。ちなみに、地面に降りるとキャラクターが走り出すという細かい演出もあります。

ゲーム操作は十字キーによる移動とボタンによるショットとボムを使い分けるというシンプルなものですが、溜め撃ちやボム、性能などキャラクターごとに個性が違うので使い分ける楽しさなどがあります。パワーアップにもキャラごとにオプションがあり、ステージで拾うことで2段階まで強化することが可能となっています。本当にキャラクターありきのシューティングゲームと言えますね。

どのキャラクターで攻略するかがミソ

「戦国ブレード」で魅力的なのがやはりキャラクター要素。性能の違いやエンディングはもちろんのこと、2人プレイによるキャラクター同士の掛け合いやステージ分岐などを楽しむことができます。

暴れん坊巫女 こより

お金大好きな煩悩まみれの巫女で、体の一部が前作に比べて異常に変化しているため、他のキャラクターからツッコミを受けたり、誰か気づかれなかったり・・・。低威力なショットやオプションではあるものの、ホーミング弾の存在などにより安定した攻撃が可能。

帰ってきたターボ坊主 天外

凄まじい法力と怪力を併せ持つ流浪の僧侶で、今回も邪気を感じて滅ぼすために足を運びます。ショットとボムの威力が非常に高いが範囲が狭いため一点集中タイプ。スピードも遅めなため少し扱いづらいキャラクター。

復讐の剣術士 翔丸

人狩りによって家族が殺されてしまい、その復讐を果たすために旅へ出た剣術士。シリアスな顔と真面目な性格とは裏腹にすごいマザコンっぷりを発揮する。移動スピードは「戦国ブレード」で最速を誇り、ボムが全画面攻撃かつ全消しという非常に扱いやすいキャラクター。

金髪の少女忍者 ユーニス

前作のジェーン・ファーラントの妹という設定で姉を探す旅をしているが、今回は任務で黒幕を倒すために現地へ赴きます。非常にクセが強く、特にオプションは斜め方向に飛ばすため、それに合わせたプレイを要求されます。

反逆のからくり武者 ハガネ

黒幕に体を奪われてしまい、傀儡兵の体に魂を詰め込まれていた元人間で姫から授かった飛蒼石によって封印されていた人間の魂が復活。自分自身の肉体を取り戻すため、黒幕討伐へ向かいます。独特な射撃が特徴的で常に射撃位置が変化する特性を持っています。溜め撃ちは全キャラ中最強の威力を誇りますが、チャージ時間が長いというデメリットもあります。

風雲はだか侍 アイン

勘違いされまくった外人侍は隠しキャラクターとして参戦します。何故か今回は上裸で参戦していて、一皮むけたおかげか、隠しキャラクターとしての優遇か、性能が非常に高いです。攻撃力は並程度ですが、完全貫通の攻撃でザコ敵を一掃できる強みがあります。

SEGA SATURN版ではマリオンがガンバードからゲスト出演していて隠しキャラクターとして操作することが可能です。

戦国ブレード for Nintendo Switchとして新たに発売決定

次々と彩京のシューティングゲームがNintendoswitchで復活していますが、「戦国ブレード」もNintendoswitchで蘇ります。

タイトル 戦国ブレード
メーカー 彩京
対応機種 NintendoSwitch/PS2/SEGA SATURN
ジャンル シューティングゲーム
発売日 1996年
価格 864円(Nintendoswitch版)
プレイ人数 1人~2人

画像引用元:

[https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000008263]

 

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