
濃すぎるキャラが空を飛ぶ縦スクロールシューティングゲーム
絵柄から察することができるように、「戦国エース」は1993年に彩京から発売されたアーケードゲームです。2004年には戦国エースと戦国ブレードのカップリングタイトルが発売され、新たにNintendoswitchでも発売が決定しています。
ストーリー背景
はるか昔、東の果ての物語として語られます。そこでは、華やかな町民文化と高度な技術力によって古の邪術が存在し、太平の世を保っていました(どこが戦国なんだというツッコミはおいておきましょう)。しかし、ある時邪教集団である神羅教が邪神の復活を企て世に混乱を呼びます。その生贄として将軍家の娘の月姫を拉致されてしまいます。そこで6人のエースが立ち上がり、時代風景と真逆の空中バトルを繰り広げていきます。
彩京弾炸裂のシューティングゲーム
「戦国エース」はオーソドックスな移動とショット&ボムという操作で進んでいくシューティングゲーム。スペシャルアタックやスーパーショットなど王道を行くシステムは完備されています。スーパーショットはキャラごとに仕様が違っていたりします。弾や敵に接触するとミスとなります。そして彩京弾と呼ばれる独特の敵弾の攻撃を確立したシューティングゲームでもあります。
キャラゲー的要素が魅力
「戦国エース」で注目すべきはゲームシステムではなく、やはり彩京ならではのキャラゲーとしての要素です。とにかくみんな濃いし狂っている。二人プレイした時のキャラクターの掛け合いはなかなか見もの。キャラクターデザインはイラストレーターの中村博文さんが担当しています。
疾風のジェーン
邪教を粉砕する命を受けている金髪くノ一。こんな綺羅びやかな格好で忍者が務まるのかは謎だが、戦場では手裏剣を飛ばしたり、リーチが短いものの高威力を誇り扱いやすいキャラクター。
ターボ坊主天外
邪気に誘われてやってきた旅の僧侶。巨漢で怪力、そしてすごい法力を持つ。僧侶らしく数珠を使った攻撃など火力が高いがその反面スピードが遅い。
超天才丸犬王丸
ハイテクな戦闘機を乗りこなしてしまう天才犬で、さらには人の言葉を話し、自分を獣の王と称している。バリアを張る守りが最大の長所で、ワイドショットと犬らしいスピード感が魅力。
暴れん坊巫女こより
破天荒な性格のため寺から旅という口実で追い出された巫女。御札やおみくじといったものを使い戦っていくのだが、おみくじなため運要素も絡む。煩悩多き巫女。
閃光のアイン
剣術に優れた異人の侍で、行方不明の妹を探しにやってきた。空中で剣術が意味あるのかと思ってしまうが、サムライソードという貫通の衝撃波によって非常に使いやすいキャラクター。スーパーショットも貫通性能を持つため、敵を一掃しやすくとても強い。シスコンでホモという要素もあり、色々な意味で最強キャラ。
からくり屋源内
世紀の天才蘭学者で理想郷を実現するためロボと一緒に世直しの旅へ出る。スピードがずば抜けているが当たり判定が大きく、攻撃範囲が広い代わりに火力は低いなど、ややクセの強いキャラクター。
「戦国エース for Nintendo Switch」として新たに発売決定
次々と彩京のシューティングゲームがNintendoswitchで復活していますが、このゲームも「戦国エース for Nintendo Switch」として2018年2月15日に蘇ります。
タイトル | 戦国エース |
メーカー | 彩京 |
対応機種 | NintendoSwitch/PS2/iOS/Android |
ジャンル | シューティングゲーム |
発売日 | 1993年 |
価格 | 864円(Nintendoswitch版) |
プレイ人数 | 1人~2人 |
画像引用元:
[https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000006026]
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。