
アクションとRPGを混ぜ合わせた異色ゲーム
聖闘士星矢と聞けば多くの人が知っているんじゃないでしょうか。ペガサス流星拳は超有名ですね。そんな名作漫画&アニメが「聖闘士星矢 黄金伝説」としてファミコンで初ゲーム化されました。原作の冒頭の魔鈴との修行から十二宮の途中までのストーリーが楽しめます。途中というのが何とも・・・。これはまだ当時原作のほうが終わってなかったのでこんなことになってます。
「聖闘士星矢 黄金伝説」は、なかなか綺麗なドット絵によるグラフィックでキャラクターなどがよく描かれていると思います。原作クラッシャーが多いレトロ時代によく表現したと拍手したいです。
2つのパートで戦いを繰り広げる
「聖闘士星矢 黄金伝説」には2つのパートがあり、アクションシーンとバトルシーンというものがあります。ゲームシステムとしてはアクションとRPGをセットにした感じ。しかしアクションRPGではないかな~・・・微妙なライン。
まずアクションシーンでは横スクロールで進むアクションゲームになっていて、ザコ敵と戦いながらアドベンチャーとしての要素を楽しむことができます。パンチやキックで攻撃してバッサバッサと倒していきます。ここサボると経験値が入らないので結構苦戦するようになってしまう。
続いてバトルシーンは、敵の聖闘士とサシで戦うRPG風のターン制バトルとなっています。ここでもやはりパンチかキックを選択して戦うのですが、聖闘士星矢特有のコスモを十分な配分にすることで必殺技を出すことができます。守りのターンでは、ふせぐやかわすを選びダメージを抑えます。
生年月日で変化するステータス
個人的に「聖闘士星矢 黄金伝説」で面白いアプローチだと思うのがコレ。一番最初に生年月日を入力する場面があって、それによって星座が決まり、最初のステータスと伸びる成長率が変化するというシステムです。何の説明もないですが、知っていると感情移入しやすくなりますね。
ゲームとしては粗が目立ちますが当時としてはなかなか意欲的な作りだったんじゃないでしょうか。まったく原作を知らずにプレイすると抜け落ちている部分が多いため意味不明な展開に苦しむと思います。説明不足なところが多いので、「聖闘士星矢 黄金伝説」はファン専用といっても過言じゃないかなと思います。
タイトル | 聖闘士星矢 黄金伝説 |
メーカー | バンダイ |
対応機種 | ファミコン |
ジャンル | アクションRPG |
発売日 | 1987年8月10日 |
価格 | 5500円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=ypoOj3QR0Bc]
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