「殺戮の天使」カルト的人気を誇る無料のサイコホラーアドベンチャーゲーム

90万ダウンロードを超える人気を裏付ける恐怖のサイコホラーADV

小説化、漫画化、アニメ化、と勢い止まないクロスメディア展開が進む「殺戮の天使」。無料ゲームとして配信されていて、RPGツクールで制作されたホラーアドベンチャーゲームなのですが、圧倒的な人気を誇り多くの人を虜にしました。Steamでは2016年に、Nintendoswitchでは2018年に発売されることが決定していますが、PCの無料版と大差がないので遊びたい人はそちらでいいように思います。980円かかるのは海外向けですね。

狂った約束で2人が結ばれる

「殺戮の天使」では、ビル地下の再仮想で目を覚ました13歳の少女レイを中心に物語が動きます。記憶を失い自分がどうしてここにいるのかもわからないまま、ふらふらと歩き地上を目指します。が、目の前に現れた包帯グルグル巻きの死神のようなカマを持った殺人鬼ザックと出会い驚愕。

しかし、レイはこう言いました「お願いがあるの。お願い、私を殺して」、するとザックは「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、殺してやるよ」。こうして2人は狂った約束を交わし、協力しながら脱出していくことになります。どうして2人は閉じ込められたのか、どんな運命が待っているのか、まさに戦慄のサイコホラーアドベンチャーの名に恥じない展開がまっています。

メインとなる2人のキャラクター

「殺戮の天使」は、殺人鬼のザックと記憶喪失の少女レイの2人をメインにストーリーが展開されていきます。殺人鬼と少女というセットがかなり凸凹で、ゲームの面白さを際立てている部分だと思いますね。

殺人鬼のアイザック・フォスター

20前後の年齢で、幸せそうな人を見るとついつい殺したくなってしまうというマトモな成人男性(自称)。希望から絶望に堕ちる姿を見るのが大好物で、興奮が高まると切り刻んで殺してしまう猟奇的な性格。幼少期は孤児院に預けられていたが途中で失踪している。戦闘能力は高いが頭はあまり良くない。

記憶喪失の少女レイチェル・ガードナー

ビルの最下層で目を覚ましザックと出会う。そんな殺人鬼のザックに頭の良さを見込まれ一緒に行動することになる。その条件は殺してもらうことというとんでもないもの。切れ者で冷静沈着だが、どことなく人間の感情が欠落している。ザックからは人間らしい表情を見せないと殺す気が失せると言われ困惑している。

4話構成になっているストーリー展開

「殺戮の天使」は、全部で4つの章に分かれていて、それぞれストーリーが展開されていきます。

第一話のあらすじ

レイが目を覚ますとコンクリートに囲まれた部屋だった。どうやら記憶を失っているようで何も思い出せない。何もしないでいるわけにもいかず、部屋を出てとりあえず地上を目指すと大鎌を持っている殺人鬼のザックに出会う。身の危険を感じたレイはザックを振り切り、エレベーターへと乗り込む・・・。

第二話のあらすじ

ザックとレイは約束をし、2人で共に脱出を目指す中で、真っ白な壁に囲まれている部屋へと迷い込む。そこではスピーカーから女の声が響き渡った。狂気の女看守はサディスティックな懲罰の数々で、レイとザックが交わした約束の脆さを証明しようとする。どんどん追い詰められていく2人、果たして約束は守り通せるのか・・・。

第三話のあらすじ

傷つき動けなくなったザックを連れてレイが行き着いたところは大聖堂だった。パイプオルガンが鳴り響き、何やら甘い香りが充満している。壁には懺悔という文字が・・・。最深部で出会うことになる神父、ザックとの約束を果たすことができるのか?

第四話のあらすじ

地上付近の部屋までたどり着くと、そこは何の変哲もない民家だった。しかし、リビングは血まみれ・・・レイは突然取り乱してしまい、ザックに今すぐ渡しを殺してと懇願し、そのまま失神してしまう。レイは一体何者なのか、約束を守り無事に脱出することができるのか?

探索しながら物語を進めるゲームシステム

RPGツクールで制作されているということもあり、「殺戮の天使」は探索をしながらストーリーを楽しんでいくというスタイルのアドベンチャーゲームになっています。フリーゲームやっている人からすれば結構おなじみの操作だと思います。知らなくても移動と決定くらいで大体ゲームを楽しめますが、一部逃走ではダッシュできないと悲惨なことになるのでそこだけ把握していればいいと思います。とにかく探索して、アイテムを集めて、仕掛けを解いていく、これが基本になりますね。どうしてもわからない人向けに公式ページでヒントも用意されていますよ。

殺戮の天使の評価・レビュー

とにかくミステリアスでサイコでホラーな物語が最高な無料ゲーム。謎めいた展開と追いかけ回されるというスリリングな要素がTHEフリーホラーゲームといった感じ。小説、漫画、アニメとメディア展開されていることからわかる通り、注目すべきはアドベンチャーゲームとして核となっているストーリー要素です。あらすじや雰囲気を感じとって面白そうと思ったら世界に飛び込んでみましょう。スマホ、Steam、Nintendoswitchと多くのプラットフォームで配信されていますが、上記で触れたように外国語で遊べるようになっているためお金がかかります。日本語だけ遊べればいいという人は、無料で公式ページからダウンロードして遊びましょう。

殺戮の天使の発売日はいつ?

「殺戮の天使」は、2016年12月20日にSteamで発売されました。

タイトル 殺戮の天使
メーカー 星屑KRNKRN(真田まこと)
対応機種 NintendoSwitch
Steam
PC
iOS
Android
ジャンル ホラーアドベンチャーゲーム
発売日 2016年12月20日
価格 無料~980円
プレイ人数 1人

画像引用元:

[https://gamemaga.denfaminicogamer.jp/satsuriku/]

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

注目の最新ゲーム

  1. 2017-6-14

    「メトロイドプライム4」探索と謎解きが重視されたFPS

    原点に立ち返った期待の探索型シューティングゲーム 「メトロイドプライム4」は、2017 E3にて少…
  2. 2016-12-7

    『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』伝説の神ゲー完全復活!

    あの神ゲーがフルリメイクされPS4でゲームが発売! ソニーコンピューターエンターテイメントから、伝…
  3. 2018-5-6

    『Eastward』緩やかに滅びゆく世界を冒険するアクションRPG

    限られた時間を精一杯生きる2人に胸を打たれる さて、今回紹介するのは、インディーパブリッシャーCh…

絞り込み検索

著作権

当サイトで掲載されている画像などの著作権、または肖像権等は各権利所有者に帰属致します。 著作権者様の権利を侵害、もしくは損害を与える意図はありません。著作権様より、掲載内容の訂正・削除を求められた場合には、速やかにその指示に従います。 当サイトの内容は、すべて無断転載を禁止します。
ページ上部へ戻る