
ダークな異彩を放つ怪作『RULE of ROSE』
『RULE of ROSE』は2006年にパンチラインから発売されたホラーゲーム。
虐め、暴力、辱めなどあらゆる不快な要素を取り入れたため、物議を醸したゲームである。
しかし、美しいグラフィックと奇妙なクラシック調のBGM、愛と憎しみについて考えさせられるストーリーは同時に美しさも兼ね揃えている。
ジェニファーは狂った遊びに参加させられる
1930年、イギリス。ジェニファーはバスの中で謎の少年から絵本を渡され、森の中へ迷い込む。少年の後を追ってたどり着いたのはローズガーデン孤児院。そこでは「赤いクレヨンの貴族」と呼ばれる階級制度を作った少女たちが支配していた。ジェニファーも強制的にバラの掟に従わさせられることになり、執拗な虐めを受けながらも謎を解いていく。
『RULE of ROSE』のとっても陰鬱な世界観がやみつきになる!
『RULE of ROSE』にはあまりに執拗な虐めのシーンがとてもたくさんあるので、不快感を感じる人は多く、人を選ぶゲームである。
しかし、このダークな世界観がツボな人が多く、やはり『RULE of ROSE』の特徴の一つだろう。
また、社会問題を皮肉っているとも考えられる。
最後はとても後味の悪いラストを迎え、多くは語られず謎を残したまま終わるので賛否両論を巻き起こしているが、逆に想像力をかきたてられ、様々な考察が出されている。物語全体が愛と憎しみをテーマに、思いっきり皮肉をきかせて上手くまとまっている。感じることは人それぞれだが、『RULE of ROSE』をクリアしてから愛と憎しみについて考えてみたい。
『RULE of ROSE』は「サイレントヒル2」と「DEMENTO」を合わせたようなゲームなので、それらが好きな人にはおすすめ。
あと、『RULE of ROSE』には多くの少女が登場するのでロリ好きにもおすすめ。しかし前述した通り、ショッキングなシーンが多くあるので覚悟した上でプレイするように。
タイトル | RULE of ROSES |
メーカー | パンチライン |
対応機種 | PS2 |
ジャンル | ホラー |
発売日 | 2006年1月19日 |
価格 | 6,800円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=ZV5XHDkcFho]
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