宇宙海賊たちの物語「ローグギャラクシー」

期待させられたクソゲー「ローグギャラクシー」

ローグギャラクシー クソゲー ゲームレベルファイブから発売されたローグギャラクシー。
クソゲーとして名高いゲームですが、私はそんなに嫌いではないんです。
というかけっこう楽しませてもらいました。もちろん問題点は多くありますが。

「ローグギャラクシー」ストーリー

幾多もの惑星で作られている銀河系では、惑星同士の争いが絶えなかった。戦争を生業とする傭兵や武器商人、財宝を求める海賊・・・これは銀河系で語り継がれることとなる伝説の宇宙海賊の物語。

ローグギャラクシーのキャラクター

ローグギャラクシー クソゲー ゲーム

  • ジェスターローグ・・・本作の主人公。砂漠の惑星ロザで育ち前向きな青年。賞金稼ぎの砂漠の爪という男から七星剣デザートシーカーを渡され、彼と勘違いされたジェスターは宇宙海賊となってしまう・・・
  • キサラ・・・宇宙海賊ドルゲンゴアの一人娘として育ち、男まさりな性格をしている。
  • ゼグラム・ガート・・・漆黒の狼と呼ばれるハンター。不審な行動が多い彼には一体どんな秘密が・・・?
  • スティーブ・・・ポカッチョ博士に作られたロボットで、少し天然だが真面目で優しい性格。宇宙船の舵を握る操縦士でもある。
  • サイモン・ワッカード・・・元々科学者であったが、実験の事故で人に見せられない姿になり常にマスクをかぶっている。関西弁を話し世話好きな性格。
  • ルルカ・ライサ・・・惑星ジュライカに住む女戦士。怒りっぽく男まさりな性格。戦士としてのプライドも高い。
  • ジュピス・トゥーキー・マクガネル・・・ダイトロン社で働いていた若き天才エンジニア。自分勝手な性格が災いして、ダイトロン社をクビになり逆恨みし復讐を開始。この事件によってジェスターと敵対関係になるが、事件解決後ドルゲンアーク号に乗り込みモンシャを買収することによって船団の一員となる。
  • ディーゴ・アージス・・・ロンガディア軍でエースと呼ばれていた軍人だったが、任務中に民間船を間違えて襲ってしまい軍隊を辞退。それ以来、酒に溺れる酷い生活を送っていた。

ゲームシステム

ローグギャラクシー クソゲー ゲーム

  • バトル・・・エンカウントした敵とはダンジョンの地形そのままで戦うシームレスバトル。アクションRPGのようなバトルで操作キャラと2人のサポート仲間で戦います。遠くに離れていくことで戦闘から逃げることも可能。
  • 武器合成・・・武器を使い込むと合成することができます。2種類の武器を合成し新しい武器を作れます。
  • ファクトリー・・・ダーククロニクルやダーククラウドのジオラマをベースにされていて、工場の機械やパイプを組み立て、材料をセットすることで新しいアイテムを作ることができます。
  • インセクトロン・・・フィールドで捕まえたインセクターという虫を、5匹チームとしてマス上で戦わせるミニゲームです。

「ローグギャラクシー」がクソゲーといわれる所以

ローグギャラクシー クソゲー ゲームなぜこんなにもクソゲー扱いされているかというと、発売前の宣伝が派手すぎたせいだと思います。
名作「ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君」を手がけたレベルファイブの最新作として期待され、メーカー側も4ヶ月も前からCMを流すなど大々的に広告戦略を行うなど自信満々な態度を取っていたため前評判は凄まじかったです。
しかし、そのためにこのローグギャラクシーの問題点は余計に露呈することになったのでした。

ダンジョンが苦痛!

ローグギャラクシー最大の欠点。同じような構造をつなぎ合わせたコピペダンジョンを彷徨うことに疲れ、コントローラーを投げた人は数え切れないでしょう。

特にローゼンカスター刑務所とグラディウスタワーは悪名高く、楽しむためにゲームをしているのになぜこんな苦行をしているのだろうって自問自答するはめに…
しかもローゼンカスター刑務所は序盤で難易度が上がるターニングポイントであり、敵が強い上に暗い同じ構造のフロアを進む方向もわからず、刑務所ということで途中でダンジョンから出ることもできない最低最悪のダンジョンです。
ここでそっと電源を切った人は多いでしょう。

グラディウスタワーは10階建てのタワーのダンジョンで、2つのタワーを行き来して上がっていきます。
つまり20階分のフロアを進まなければならず、半日はかかる内容量。
しかも上階に行くためのゲートキーを探さなければならず、フロアを隅々まで探さなければならなりません。

きっと大作というイメージを考え、長く楽しんでもらえるようにしてこうなったのでしょうが、それだったら星をもう1つか2つ増やしてほしかったですね。

グラフィックと世界観は素晴らしい

濃密なゲーム内容、差別化した斬新なゲームシステムをいろいろ取り入れて中途半端になってしまった印象。
それは長いダンジョン、俳優を声優に起用、シームレスバトルシステムなどから表れています。

しかし長過ぎる単調なダンジョン、一部納得できないストーリー展開など多くの問題点を抱えながらも私がエンディングまでプレイすることができたのは、美しいグラフィックや個性的なキャラクターや世界観が好きだったからです。
宇宙海賊が様々な星を旅するというSF設定は、男ならウキウキするはず。
ダンジョンがつらくても、次の惑星に行くために頑張っていましたね。
キャラクターもロボットやトカゲみたいな研究者など、個性豊かで育成したくなるキャラクターが多いです。

声優に起用された玉木宏が棒読みだとかいわれていますが、私はそんなに気になりませんでした。
ただ、もう一度プレイしたいとは思いませんね、やはりダンジョンがしんどすぎます(笑)

タイトル ローグギャラクシー
メーカー レベルファイブ
対応機種 プレイステーション2
プレイステーション3(ゲームアーカイブス)
ジャンル ロールプレイングゲーム
発売日 2005年12月8日
価格 プレイステーション2:6800円
プレイ人数 1人

画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=Z9bnQMyePko]

 

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