
古代中国を巡る様々な陰謀、復讐劇
『雷子 -紺碧の章-』の舞台は三国志よりも600年も前の古代中国、大国「楚」の南に呉と越という国がありました。
呉と越の関係の変遷、そしてそれぞれの国での内部事情、思惑などを現代風に描いた作品が「雷子 -紺碧の章-」となっています。
前作「雷子」は三国志の物語を描いていましたが、今回はもっと昔の中国「春秋時代」のお話をめちゃくちゃ現代風にわかりやすくアレンジしております。
ただ、戦のシーンが小さい子供には刺激が強すぎるので注意してください。
呉編と越編、両方の国の観点から物語を知ることができる
●呉編
大国「楚」の隣国に位置する呉は、常に楚からの襲撃を警戒しなければいけなかった。そんなとき楚の王たちに家族を殺された「伍子胥」という人物が呉にやってくる。呉の僚王は伍子胥を迎え入れ打倒楚を心に誓う。しかし、それが自身の身を亡ぼすことになろうとは――。
●越編
呉よりも、もっと南に位置する小国、越は自然に恵まれたのどかな国で呉との関係も良好で戦いとは無縁の国だった。だが越の王「允常」は野望が大きく中華内陸に侵攻する機会を狙っていた。そんなとき呉で反乱が起こる。允常は野心を胸に兵を率いて呉へと進んでいくのであった――。
オーソドックスな戦闘ゲームシステム
『雷子 -紺碧の章-』の戦闘システムはオーソドックスなウォーシミュレーションでマップ上にユニットを配置して戦うゲームシステムになっています。
「スーパーロボット大戦」シリーズや「信長の野望」シリーズみたいな感じですね。
戦略が大事になるシステムですが、固有ユニットのレベルが関係ないなどかなり簡略化されている部分があるのでそこまで難しく考えなくてもよさそう。
どちからというとストーリーを楽しむゲームですので、そこまで難しくはないのでは。
現代風すぎる雷子のゲームキャラクター達
●僚王(リョウオウ)
呉の王様。運動神経がよさそうで、とてもかっこいい。
厳格な雰囲気がひしひしと伝わってくる。
●伍子胥(ゴシショ)
呉に亡命した元楚の家臣。現代版にしてもイケメンすぎないか?
武術、知略ともに優れている雰囲気を放つカリスマ。
●風杏(フウシン)
雷子の一服の清涼剤。呉の孫武という武将の妹。これはかわいい!
●文種(ブンショウ)
めちゃくちゃ美人!でも史実だと越のオッサンになってますね・・・。
●霊姑孚(レイコフ)
こっちも史実だとオッサン。流行りの女体化ってやつですね。でもムキムキすぎやしないか?
戦略シミュレーションゲーム好きにはたまらないゲームであり、三国志が好きだとしたらもうやるしかないゲームですよ!
タイトル | 雷子 -紺碧の章- |
メーカー | クロン |
対応機種 | 3DS/PSVita |
ジャンル | シミュレーション |
発売日 | 2016年4月21日 |
価格 | 5,800円(税別) |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.klon.co.jp/raishi_konpeki/index.php]
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