
育ての親となり娘をプリンセスにする育成シミュレーションゲーム
さて、今回紹介するのはCFKより2018年5月5日に発売が開始された育成シミュレーションゲームの『プリンセスメーカー5』。対応プラットフォームはPC(Steam)、価格は2980円となっている。
本作『プリンセスメーカー5』は、2007年にサイバーフロントより発売された「プリンセスメーカー5」のリメイク版となるタイトルで、約11年の時を経てSteamに登場。プレイヤーは、少女の育ての親となり彼女らをプリンセスとして育て上げることが目標となる。リメイク版となる本作『プリンセスメーカー5』の舞台は日本で、テレビや携帯、インターネットが自由に使える現代に近い世界観でゲームを楽しむことが出来るという。
◆父親になるか母親になるかを選択可能
本作『プリンセスメーカー5』の特徴として、プレイヤーは少女の父親になるか、それとも母親になるかを選択することができる。それによって娘からの呼ばれ方にも変化が生じるため、自分のプレイスタイルにあった性別を選択するとよいだろう。個人的には感情移入しやすいように、最初は自分自身の性別を選ぶのがいいと思う。
◆生きていく上で必要な作法も教える
また本作『プリンセスメーカー5』では、娘を育成するにあたって人間として生きていく上で必要な礼儀作法や勉強、遊びなどを教えていくことになる。現代が舞台ということもあって、不躾な育成をしていると時に反感を買うこともあったりと妙にリアルだ。プリンセスとして一人前になるためには小さな所作も美しくなければならないのだろう。
◆よりリアルな人間性を表現するMOEシステム
本作『プリンセスメーカー5』には、娘のリアルな人間性を表現するためにMOEシステムというのが搭載されている。これは決して”萌え”という意味ではなく、”Motion of Emotion”の略称。娘の体調や興味、性格が動きに反映されるというシステムだ。ストレスが溜まればため息を付き、体調が悪くなれば横になる、といった感じに、状態(Emotion)によって様々な動き(Motion)をしてくれるようになったという。こういった細かい仕草からも娘の様子の変化を感じ取り、状況に応じて対応していく必要がありそうだ。
◆『プリンセスメーカー5』の評価・レビュー
親となって娘を育てるというぶっ飛んだ発想のゲームが今より10年以上前に出ていたなんてまずそこにびっくりするが、育成シミュレーションゲームとしてクオリティの高いタイトルの1つだ。本作『プリンセスメーカー5』では、過去最高のキャラクター数が登場するようで、これまでにない複雑な人間関係も描かれているという。ゲームボリュームもかなり多く、娘を成人させるまでには数十時間かかり、さらにはイベントも豊富かつエンディングを全て収集するとなるとかなりやり込めるゲームになっている。子育てという育成ゲームなため、おすすめできる年齢層は自然と高くなってしまうが、子育てに悩んでいたり、子供が独り立ちしてしまった人などに突き刺さってくれるシミュレーションゲームだと感じた。
タイトル | プリンセスメーカー5 |
メーカー | CFK |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | 育成シミュレーションゲーム |
発売日 | 2018年5月5日 |
価格 | 2980円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/724250/Princess_Maker_5]
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