
堀井雄二が手がけた神ゲーのミステリーアドベンチャー
国民的RPGのドラゴンクエストを作り出した堀井雄二がたった1人で開発したミステリーアドベンチャーゲーム「ポートピア連続殺人事件」。軽井沢誘拐案内、北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆと合わせて堀井ミステリー三部作と言われる神ゲー集である。
ポートピア連続殺人事件の舞台は1980年代の神戸…。黒い噂ばかりの金融会社ローンやまきんの社長である山川構造氏が殺害されたことでストーリーは始まる。刑事である主人公は今回の事件の捜査にあたるのだが…中から鍵がかけられた密室殺人に頭を抱えることとなる。事件が進展し、容疑者を捕らえるも殺されてしまい、連続殺人となり状況は最悪の方向へと向かっていく…!!果たして真犯人は?!共犯者の存在が?!動機は一体?!
ポートピア連続殺人事件と言えば、知らない人はほとんどいないであろうレトロゲームにおける神ゲー中の神ゲー。コマンド選択によってストーリーを展開していくミステリーアドベンチャーゲームとなっています。PC、ファミコン、モバイル(ガラケー)と移植され、モバイル版ポートピア連続殺人事件はグラフィックが現代風になっている。
ポートピア連続殺人事件が発売された当初は、アクションゲーム一色といった状態で、こういったミステリーアドベンチャーゲームはイロモノ扱いされた。しかし、濃密なストーリーと謎が謎を呼ぶ展開、相棒のヤスとの二人三脚など堀井雄二の巧みな構成によりプレイヤーをポートピア連続殺人事件の世界へと引き込んでいった。
ポートピア連続殺人事件のストーリーのボリューム自体は大したことはなく、ドラマを1話楽しむつもりでプレイできる。間違った容疑者を犯人としたり推理ミスなどをする少し前に戻って再開できるなど、かなり難易度が低く優しく作られている。BGMがないのが少し残念な点である。
ミステリーでは最大のタブーである「ネタバレ」が広まったことでも有名なのがポートピア連続殺人事件である。もしかしたらフレーズを言えば聞いたことがある人もいるだろう…。おそらく日本で一番有名な犯人は、ポートピア連続殺人事件の犯人ではないだろうか。
タイトル | ポートピア連続殺人事件 |
メーカー | エニックス |
対応機種 | ファミコン/PC/mobile |
ジャンル | ミステリーアドベンチャーゲーム |
発売日 | 1985年11月29日 |
価格 | 5500円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.square-enix.co.jp/mobile/game/mysteries/portopia/]
[http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/
0507/19/news101.html]
[http://dic.nicovideo.jp]
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