
美しすぎて芸術作品の領域にあるアドベンチャーゲーム
さて、今回紹介するのはポーランドのデベロッパー・Petumが開発を手がけている芸術的なアドベンチャーゲーム『Papetura』だ。対応プラットフォームはPC(Steam)となっている。
本作『Papetura』の特筆すべき点は、ビジュアルが全て「本物の紙」で作られているという点である。紙を折ったりしてキャラクターやバックグラウンドなどが構築されており、ある意味ゲームと言うよりも芸術作品と言ったほうが正しいタイトルになっている。そんな本作『Papetura』では、前述したように本物の紙で作られた不思議な世界を冒険することになるのだが、時にはモンスターと出会ったり、危険な目に晒されたりと、アドベンチャーチックにゲームが展開されていくようだ。プレイヤーはそれらを「ポイント・アンド・クリック」で解き進め、回避していくという。
美しく繊細すぎる世界観が魅力
本作『Papetura』のビジュアルは、上述したように全て「本物の紙」で作られているという。またそれ以外にも光の当たり方なども実際のライトを使って設計しており、「究極の手作り」と呼べるゲームになっているのが伝わると思う。そうやって開発された本作『Papetura』の世界観は予想通り素晴らしいものになっている。夢の中であるかのような不思議な雰囲気だが、それらは細部に渡って極めて繊細である。日本作品だと「トトロ」「風の谷のナウシカ」に影響を受けたとのことで、どこかジブリ風の温かみも感じることが出来た。何度もトライアンドエラーを繰り返した納得のクオリティだ。
ゲームとしては面白いの?
さて、ここで疑問だが、本作『Papetura』は”ゲーム”に分類される。それもアドベンチャーゲームだ。いくらビジュアル面が凄いからと言ってゲームとして面白くなければそれはただの映像作品に過ぎない。2018年6月現在、まだ本作『Papetura』が発売されていないことからそれはまだ誰にもわからないが、僕個人としては面白いタイトルであることを心から願っている。アドベンチャーゲームに必須な”雰囲気作り”の面では、基準値を遥かに上回っているので果たして本作『Papetura』のゲーム性がどの様になっているのか今後の続報に期待したい。
『Papetura』の評価・レビュー
さて、いかがだっただろうか。本作『Papetura』の前評判としては非常に好調と言ってもよいだろう。入念に作り上げられた圧倒的な世界観は他のどのゲームにも劣っておらず圧倒さえしている。上述したがあとはゲームシステムがどのようなものになっているかが勝負の決め手だろう。雰囲気だけでも楽しめるゲームを探しているのであれば間違いなく買いだ。
タイトル | Papetura |
メーカー | Petums |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
発売日 | 未定 |
価格 | 未定 |
プレイ人数 | 人 |
画像引用元
[https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/
?l=japanese&id=381718874]
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