
天外魔境シリーズの異色RPG!「オリエンタルブルー 青の天外」
天外魔境シリーズからいきなり発表された隠れた名作「オリエンタルブルー青の天外」。
影は薄いですが、その独特の世界観や個性的なキャラクターは唯一無二。
今も根強いファンは続編を待ち望んでいます。
「オリエンタルブルー 青の天外」ストーリー
青の大地。そこは様々な種族が暮らす豊かな大地。しかし青の大地を治めていた天帝の死後、世界のあちこちで異変が起き始める。そして噂では大都がマ界に沈むという…。そんな中、謎の少女からの助けを求める声を聞いた青の一族の末裔である主人公は古文書を手に立ち上がった。青の大地全土を揺るがす因縁の争いが始まる。
「オリエンタルブルー青の天外」の舞台は東洋!
「オリエンタルブルー 青の天外の」舞台、青の大地はその名の通り青い空と青い海に恵まれた豊かな大地。
RPGでは珍しく西欧世界ではなく、東洋風な世界観です。
フィールドや街で見受けられるのは日本、中国、アイヌ、モンゴル、東南アジアなど。これに加えて古代文明の遺跡や島などが散りばめられています。
中国や江戸時代のような街並みや、タイのようなきらびやかな南国、モンゴルのような平原やインドを感じさせる寺院はまさにアジア!
アユタユなど、タイのアユタヤをオマージュした街があったかと思えば、中国の上海とかベトナムのダナンとかそのまんま名前使っちゃってる町もあります。
とにかく『オリエンタルブルー青の天外』は本当に世界を放浪しているような感覚にしてくれるんです。
さらには古代文明の謎の遺跡が世界各地に散らばっているなんて…。
『オリエンタルブルー青の天外』は、冒険心をくすぐる要素が満載です!
ダークな世界観が特徴!
こんなワクワクが止まらないゲームですが、ゲーム全体の雰囲気としては天外魔境シリーズらしくとにかく憂鬱で暗い。
東洋風なのを活かして、屋敷や寺院はおどろどろしい雰囲気を放ち、亡霊が現れたりとホラーテイストが強めの作風になっています。
世界はストーリーが進むにつれマ界化の一途を辿り、以前訪れた活気づいていた街が壊滅していたり、住人がゾンビ化していたりとにかくショックな展開が多い。
その一部はフリーシナリオシステムによって、村の命運が主人公の行動や選択で分岐することがあります。
一度壊滅した村や死んだ人間は、そのデータでは二度と戻ってこないので責任や切なさがずっしりのしかかってきます。
FFシリーズが好きな人はがっちりハマる重さだと思います。
「オリエンタルブルー 青の天外」のゲームシステム
フリーシナリオ:オリエンタルブルー青の天外には4つのオープニングが存在し、自由に世界を旅することができます。フリーシナリオとはいいますが、自由にストーリーが変わっていくのは細かなところで、本筋のストーリーを進めないと行けないところなどがあります。なので思っているほど自由ではありません。しかし自分の行動で村が一つ助かったり壊滅したりするのでやりがいがあります。それは仲間も例外ではありません。
マ石システム:魔物を倒すと手に入れることができ、合成することによって強力なマ石にすることができます。武器に組み合わせることによって強化することができます。
「オリエンタルブルー 青の天外」の問題点
ちなみにこのゲーム『オリエンタルブルー青の天外』最大の欠点なのですが、セーブデータが一つしかないということ。
フリーシナリオで、男と女の主人公が選べて、どちらかしか仲間にできない仲間もいるのにこれは酷でした…
逆に何周もするきっかけにもなりますが(笑)
オリエンタルブルー青の天外は続編があるとのことでしたが売上があまりよろしくなかったのか、今も沈黙を続けたまま。
なんでも次回作は「赤の天外」だったとか…。すごい気になります!
オリエンタルブルー青の天外の動きを願うばかりです!
タイトル | オリエンタルブルー青の天外 |
メーカー | 任天堂 |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2003年10月24日 |
価格 | 4800円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=CgWqADGAyso&list=PLeVfVkKUd21iqeE8e-0g4a-8w-HUmd4TR]
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