
錬金術を用いた複雑なオープンエンド・パズルゲーム
さて、今回紹介するのはZachtronicsより2017年12月8日に発売が開始されているオープンエンド・パズルゲームの『Opus Magnum』。対応プラットフォームはPC(Steam)、価格は2050円となっている。
本作『Opus Magnum』は、錬金術を用いた複雑怪奇なパズルゲームがとても魅力的なタイトルだ。錬金術と言えば魔法のようなものを想像するかもしれないが、本作『Opus Magnum』における錬金術はより工業的なもの。様々なパーツを組み合わせて動作をプログラムし、命を救う治療薬や貴重な宝石の原石、さらには強力な武器などを作り出すことが出来る。いくつも折り重なって連動する歯車に魅力を感じたことがあるだろうか。本作『Opus Magnum』には、そういう魅力がたくさん詰まっている。パズルゲームとしての水準も非常に高く、高い完成度で生み出されたタイトルだ。
シンプルで奥深いゲームシステム
本作『Opus Magnum』のパズル要素は、とてもシンプルながらそれ故の奥深さがある。「試薬」と呼ばれるエレメンタルを「アーム」を使って特定の場所に運ぶというのがゲームのシステムだ。何とも錬金術らしいデザインになっていて、パズルをしながら実際に自分自身が錬金術師になっているような気分に浸れる魅力的な要素も秘めている。
文章だけじゃわかりやすく伝えることが不可能なのでこちらの動画をチェックしてみて欲しい。
-Opus Magnum, by Zachtronics
また本作『Opus Magnum』では、「プログラミング」も組んでいかなければならない。と言っても、エンジニアの方々が使うようなプログラミング言語は必要ではなく、あらかじめ簡単な命令がいくつか用意されているので、それをピックするイメージだ。いつアームを動かすのか、いつエレメンタルを掴むのか、適切なプログラムを組むことによって錬金術は成功する。
日本語対応によりストーリーへの理解度が増した
また本作『Opus Magnum』は日本語に対応しており、そのため用意されているストーリーへの理解度は必然的に向上した。本作『Opus Magnum』では「錬金術師」は引く手あまたの人気職業ではあるが、なんでも作り出すことが出来る事から「危険な職業」ともされている。錬金術師の一家を襲う陰謀を描いたストーリーにも注目してプレイしていただきたい。
『Opus Magnum』の評価・レビュー
さて、いかがだっただろうか。Steamの方でもめちゃくちゃ高い評価を受けており、どれだけ本作『Opus Magnum』が魅力的なゲームかを現している。恐らく理系や工学が好きな人にはたまらないゲームになっており、試行錯誤しながら条件を満たしていく快感はぜひ自らの手で体験してみて欲しい。パズルの条件もグラフィックから分かる通り一筋縄ではいかない物となっているので、脳みそを酷使しながらゲーム攻略していこう。
タイトル | Opus Magnum |
メーカー | Zachtronics |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | オープンエンド・パズルゲーム |
発売日 | 2017年12月8日 |
価格 | 2050円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/558990/Opus_Magnum/]
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