山勘と反射神経で挑め「ミシシッピー殺人事件」

探偵と助手のコンビが挑む殺人事件アドベンチャー

「ミシシッピー殺人事件」では、偶然にも殺人現場に居合わせてしまった探偵チャールズ・フォックスワース卿と助手のワトソンがミシシッピ川を下るリバーボードで事件に巻き込まれていくというゲーム。そう全部偶然!

ミシシッピー殺人事件豪華客船が舞台の海上で殺人事件が起きる。まさに密室。第一発見者となることで捜査が展開されていく。ちなみにかなり理不尽な死にゲーで捜査ミスは一切許されない。震える手でプレイすると操作ミスを起こしてしまいそう。

もちろん事件を解決するのがゲームの目的なのだが一筋縄ではいかない。

ミシシッピー殺人事件何故か客室に落とし穴があって落ちると即死してしまい魚の餌に。一体何故なのかわからないが助手のワトソンが罠だと言いはる。正直ミステリーゲームとしては、この時点で残念な感じがプンプンしてくる。いや、ゲームとしても残念な感じが・・・。

何故か突然壁からナイフが飛んできて即死してしまい海を鮮血で染める。扉を開けた瞬間にナイフが飛んでくるので初見ではまず避けれない。アクションゲームとしての反射神経が試される。知恵よりも反射神経が大事なゲーム。

「ミシシッピー殺人事件」では、死体を見つける前に自分が死体になっているパターンが多々あり、物語自体が始まらないことが多々ある。本当の被害者は主人公なのかもしれない。

ミシシッピー殺人事件ミステリーゲームなのだが、山勘とゴリ押し捜査でしか進めていけないので、謎解き要素はほぼ皆無という残念なクソゲーとなっている。なんといってもトリックがチープすぎて笑えてくる。ピストルのグリップが柵から見つかるのだが、柵にあたって銃身とグリップの2つに折れてしまったという・・・どんな状況やねん!ピストルそんな簡単に砕けるか!と、ツッコミを入れたくなるとんでもないものが多い。

そして「ミシシッピー殺人事件」では、事件を解決しても罠を仕掛けた人間が謎のままというミステリーが残る。

犠牲者になるか事件を解決するか、「ミシシッピー殺人事件」であなたの知恵ではなく反射神経と山勘を試してみよう。

タイトル ミシシッピー殺人事件
メーカー アクティビジョン
対応機種 ファミコン
ジャンル アドベンチャー
発売日 1986年10月31日
価格  5200円
プレイ人数 1人

画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=jYt2mGTC_dI]

 

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