
SFC/SFC互換機用ソフトとして22年ぶりに蘇る
昔々、スーパーファミコンというそれはそれは多くの神ゲーを生み出したハードがあったそうな・・・。その中で発売されたゲームの1つが「魔獣王」です。
発売から22年というすごい歳月が流れ、レトロフリークなんて言われるようになった現代に古き良きゲームが復活することになりました。魔界という設定なので、不気味でグロテスクな世界観を冒険していくハードボイルドな内容になってます。プレミアがついてしまい箱付きは10万円以上というとんでもない値がついたゲームです。そんな背景があり、SFC/SFC互換機用ソフトとして復活することになったみたいですね。
過酷な魔界への旅
「魔獣王」では、主人公のアベルの妻と娘が連れ去られてしまい、おぞましい怪物がいる魔界へと助けに行くストーリーとなっています。アベルはキングオブストリートファイターの称号を持つ屈強な男で、拳銃を手に戦いを繰り広げていきます。が、妻は惜しくも魔王の生贄として殺されてしまいます。死んでしまった妻ですが、妖精となってサポートしてくれるので、共に娘のイリアを助け出すために奮闘します。
エンディングは2種類用意されていて、当時では珍しいマルチエンディング方式となってます。伏線の回収、友の裏切り、家族の絆、物語としても非常に楽しむことができます。
雰囲気がダークでたまらない
「魔獣王」の世界観がとにかくダーク。本当に魔界って感じで、敵からステージから全てがいい意味で不気味。こういったコアな世界観が多くのユーザーを虜にしたのだなと感じました。レトロゲームのスーパーメトロイドや悪魔城ドラキュラと肩を並べる存在でしょう。そういったゲームが好きだった人は間違いなくハマると思います。
超難易度のアクションゲーム
「魔獣王」は、横スクロールアクションゲームとなっていて、右へ右へとジャンプと移動で進んでいき、敵と戦いながら突き進んでいくゲームです。アクション要素としてはしゃがんだり、銃による攻撃、チャージ、前転、二段ジャンプとレトロゲームとは思えないほど多彩です。操作性は非常に良いのですが、ゲーム難易度が非常に高いので鬼畜ゲームの分類となります。裏を返せばやり込めるとも考えられます。
そして、特に注目したいゲームシステムが妖精と魔獣変化の2つ。
妖精は先ほども触れましたが亡き妻がアベルの手助けをしてくれるシステムで、指示をだすことによって敵に体当たりなどの攻撃ができ、力尽きた時に自分自身を犠牲にして復活させてくれます。ここがめちゃくちゃ泣けます。消滅した妻の妖精を蘇らせることは可能ではあるものの、ほぼ不可能に近いので命の重さを思い知らされます。
続いて、魔獣変化ですが、呪いのクリスタルというものがゲーム進行に合わせて手に入り、色に応じて違った魔物に変身することができます。しかも同じ色だけでゲームをプレイしていると強化形態へと変身するなんてこともできます。魔界ならではといったゲームシステムですよね。
魔獣王の発売日はいつ?
「魔獣王」は2018年4月下旬に発売されます。オリジナル版は1995年に発売されています。
タイトル | 魔獣王 |
メーカー | コロンバスサークル |
対応機種 | スーパーファミコン |
ジャンル | アクションゲーム |
発売日 | 2018年4月 |
価格 | 6998円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.4gamer.net/games/999/G999903/20180222009/]
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