
あの時の選択をやり直すことができたら…
2016年3月3日、スクウェア・エニックスより『ライフ イズ ストレンジ』が発売された。日本よりも速くリリースされた海外では、エピソードごとの配信だったが、3月3日に発売された日本版は全てのエピソードが一つになった
『ライフ イズ ストレンジ』の舞台はアルカディアペイと呼ばれる豊かな自然に囲まれた海沿いの街。フィッシング競技やビッグフットの話題で活気づいた当時の面影が、訪れる人々の郷愁を誘う。
そして主人公はオレゴン州に住む写真好きの高校生「マックス」。突如時間を巻き戻す能力を手に入れた彼女は、親友であるクロエにそのことを話すがなかなか受け入れてもらえなかった。しかし、とあることをキッカケにその能力を信じてもらえることになる。
そこから、クロエとともに女子生徒レイチェル・アンバーの失踪事件を調べ始める。
どことなくアメリカっぽいグラフィック
日本のアニメでも、実写に近い映像でもなく、どことなくアメコミっぽい雰囲気が漂っている『ライフ イズ ストレンジ』。その”独特なグラフィック”と”独特なストーリー”の相性はまるでぴったりだ。人物をなるべく強調できるようにしているのか、木々などのグラフィックはとてもシンプルだ。
しかし、部屋の中の小物や外の街並みなどは、とても細かい描写がされており圧巻の一言に尽きる。
序盤で心に残ったポイント
主人公であるマックスは、学校の課題であった写真をなかなか出さずにいた。先生に説教をされた後教室を出ると、そこにはいつもと何も変わらない生徒たちの雑踏。
そこでマックスはイヤホンを取り出し、耳にはめる。生徒たちの喋り声が徐々に淘汰されていき、そして静寂が訪れる。
静かになると、イヤホンからアコギの音色が奏でられオープニング曲が流れだす。
イヤホンをつけた後の喧騒や静寂がまるで本物そっくりで、心をぐっと持って行かれた。「感情移入した」とハッキリと気づくことが出来た。それくらい独特で魅力的な描写だった。
時間を巻き戻すシステム
時間を巻き戻す能力を手に入れたマックスだが、プレイヤーもゲーム内で自由自在に時間を巻き戻すことが出来る。
自分の好きなタイミングで時間を巻き戻すことができるので、あの時聞けなかった会話などを聴くために時間を巻き戻したりしてもいいのだ。
落として壊れてしまったカメラを・・・
また、どっちの選択肢を選べば良いのかわからない。なんて時も、一度答えてから時間を巻き戻して別の選択肢を選ぶことだって出来る。
このように、時間を巻き戻すことによって、最初の選択肢では表示されていなかった選択肢などが出てくる場合もあるので、気になった選択肢や場面があったらどんどん時間を巻き戻していこう。
今までそんなシステムを取り入れたゲームは珍しく、とても斬新だと思った。しかし上手くゲームの世界観と馴染んでおり、そして巻き戻す時のアクションがかっこいいのもあって全然苦にならない。
タイトル | ライフ イズ ストレンジ |
メーカー | スクウェア・エニックス |
対応機種 | PlayStation4/PlayStation 3 |
ジャンル | アドベンチャー |
発売日 | 2016年3月3日(木) |
価格 | 4,800円(税込) |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/embed/H0DyVGnLkOQ]
[https://www.youtube.com/watch?v=eCRvW6p5YfI]
コメント
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それ程でもない、と言う意見も至極ごもっとも。
Amazonのレビュー自演は会社として最低だと思う。