
煤紋病(ばいもんびょう)に侵された島で展開する物語
さて、今回紹介するのはプロトタイプから発売が予定されている恋愛アドベンチャーゲームの『ISLAND』。対応プラットフォームはPlaystation4、価格はパッケージ版が6200円、ダウンロード版が5093円となっている。
PlayStation4向けにグレードアップし移植
本作『ISLAND』は、2016年にフロントウイングより発売されたオリジナル版のPlaystation4移植作品。2017年2月にはPlaystationVitaに移植もされており、謎が謎を呼ぶSFチックな恋愛アドベンチャー模様が大きな反響を呼んだタイトルだ。本作『ISLAND』では、Playstation4向けにフルHD解像度に対応し、さらにキャラクターボイスやBGMの品質などの向上もはかられているとのこと。 PSVITA版→『ISLAND』謎が謎を呼ぶミステリアスなSF恋愛ADV
『ISLAND』のストーリー
本作『ISLAND』では、本土より遠く離れた南の島”浦島”を舞台に物語が展開されていく。浦島は、風土病である煤紋病の影響で本土から密かに隔絶されており、歴史から静かに消えようとしていた。そんな中、記憶を失った主人公・三千界 切那は、この島に漂着してしまう。自分が誰なのかも一切知らない切那は、その島でとある三人と少女と出会うことで自身の運命が大きく動いていくことに気づく。未来から来たと信じる切那と、襲われた浦島御三家に属する三人の少女の物語が描かれている。
ゲームの特徴
Playstation4版となる本作『ISLAND』では、早送りや巻き戻し、既読の選択肢のスキップ、バックログからの巻き戻し、クイックセーブ、クイックロードなどの機能が用意されている。また、より熱中してプレイすることが出来るように、読み進めながら選択肢によって展開が変化するシステムも採用されているようだ。
『ISLAND』の登場キャラクター
■三千界 切那 (さんぜんかい せつな)
「そんな歴史は、こんな世界はぶっ壊してやるッ!!」
この物語の主人公である謎の青年。未来から世界を救うために来たというこの青年は、全裸で砂浜に打ち上げられていたところを御原凛音に助けられ、住み込みの使用人として働き始める。記憶喪失で自分が誰かわからない上に、脳天気な性格をしている。
■御原 凛音 (おはら りんね)
CV:田村 ゆかり
「だって――わたしもタイムトラベラーだから」
浦島御三家の1つである、御原家の跡取り娘。趣味は深夜の散歩で、引きこもり気質。ぶっきらぼうで冷淡な性格をしているが、時には夢見がちな少女らしい一面も垣間見える。切那に名前を与え、衣食住を用意した謎の多い少女。
■伽藍堂 紗羅 (がらんどう さら)
CV:村川 梨衣
「私は――この島を救う宿命を負う者です」
“浦島御三家”の一つ、伽藍堂家の跡継ぎであり、浦嶋神社の巫女。切那を何故か目の敵にしており、命を狙っている。非科学的な力に妄信的で、呪術や超能力などにハマっている。
■枢都 夏蓮 (くるつ かれん)
CV:阿澄 佳奈
「あたしは──ぜってーこの島を出てってやる!」
“浦島御三家”の一つ、枢都家の長女であり、島の町長の娘。男勝りな口調なだけではなく、常にナイフを所持しているという切れっぷり。実は反抗期真っ只中である。かと思えば、島の人間の中ではかなりの常識人で、多くの人に愛されている人物。
PS4版『ISLAND』の発売日はいつ?
PlayStation4版となる本作『ISLAND』は2018年6月28日に発売が決定されている。
さて、いかがだっただろうか。底抜けに明るい恋愛アドベンチャーかと思いきや、かなり重い話が描かれているようだ。登場キャラクターなどがとにかく痛い設定ではあるが、誰も嘘を言っていなさそうなのが気になる。濃ゆすぎる主要キャラクターの個性を殺さずにどういうストーリー展開にしていくのか注目してプレイしたいところ。また本作『ISLAND』は、2018年夏にアニメ化も決定しているので興味ある方はそちらもチェックしてみてはいかがだろうか。
※PVは公開され次第追記していきます。
タイトル | ISLAND |
メーカー | プロトタイプ |
対応機種 | Playstation4 |
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
発売日 | 2018年6月28日 |
価格 | パッケージ版:6200円 ダウンロード版:5093円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.4gamer.net/games/415/G041502/20180330051/]
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