とりもどそう、僕達のRPG 『いけにえと雪のセツナ』

心に刻み込まれるRPGいけにえと雪のセツナ…
1990年代、国産のRPGゲームは隆盛を極めていた。当時、嫌というほどに遊びつくしたRPGのことは、今でもハッキリと記憶に残っているであろう。パーティ編成から町での買い物、ダンジョン攻略、本当にギリギリのゲームオーバー寸前でやっと倒せたボス、そしてエンディングで流した涙。神ゲーが与えてくれた感動を、あの頃のRPGを彷彿とさせてくれるそんなゲーム、『いけにえと雪のセツナ』。
あの頃のプレイフィールを徹底的に追求し、記憶に残るストーリー、記憶に残るゲーム体験、それらを念頭に置きながら開発されたゲームだ。
いけにえと雪のセツナのストーリーはとある島が舞台となっている。その島は、古来より伝わる習わしがあり、それは10年に1度生け贄を捧げ、魔物被害を抑制するというものだった。この生け贄の儀式のおかげでその島はなんとか平穏な日々を送っていた。ところが、次の儀式を待たずとして魔物被害が増大してしまうのだった。
流石に事態を重く見た島の住民が出した結論は、「新たな生け贄を捧げる」ということだった。そしてその生け贄の名は”セツナ”。本作のタイトルとなっている女の子だ。セツナは18歳にして極めて高い魔力を持っていた。生け贄の儀式が行われる最果ての地へ、セツナは護衛団と共に旅だった。
いけにえと雪のセツナのプロローグを見てわかるように、かなり切ない物語になっていることは間違いないだろう。セツナと護衛団が生け贄の場所へ向かう最中を描いた物語なのだろうか。かなり期待の出来る一本だ。
更にRPGの醍醐味であるバトルは、スクウェア・エニックスRPGの特徴でもあるアクティブタイムバトルシステム(ATB)が実装されている。クロノ・トリガーで搭載されていたATB2.0をベースに改良し、緊張感のあふれるコマンド選択式バトルを堪能することが出来るだろう。
そして本作いけにえと雪のセツナの魅力である「刹那システム」だ。刹那システムはバトル中にタイミングよくボタン入力を行うことによって発動されるシステムで、技の効果を拡張させる意味を持つ。円形の刹那ゲージが溜まった状態で発動することが出来、この刹那ゲージはダメージを受けたり、何かしらの行動をした際に溜まっていく。
更に、本作いけにえと雪のセツナでは連携技も重要になってくる。特定の技を装備し、ATBゲージが溜まったパーティメンバーが複数いる状態で発動することが出来る。複数人同時に繰り出す攻撃は、圧倒的な威力を誇り、敵に致命的なダメージを与えることが出来るぞ。
いけにえと雪のセツナのキャラクターカスタマイズでは、“法石”を装備することで、キャラクター固有の技や魔法を発現させたり、さまざまな能力を上昇させることができる。“法石”を効果的に組み合わせることによって、バトルを優位に進めることが出来るぞ!
その目で、国産RPGの本気を見てみよう。
タイトル | いけにえと雪のセツナ |
メーカー | スクウェア・エニックス |
対応機種 | PlayStation4/PlayStationVita |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2016年2月18日 |
価格 | 4,800円+税 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.jp.square-enix.com/setsuna/]
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。