
神ゲーがクソゲーへと変貌をとげた移植
SNKが制作した「怒」はアーケードでトップビューアクションシューティングゲームとして大人気だったものをファミコンへと移植したゲームです。
キャラクターはラルフとクラークで、どちらもKOF(ザ・キング・オブ・ファイターズ)シリーズに登場しているので、若い人でも知っているかも?
「怒」は完成度の高いゲームだったのですが、ひどい移植のせいで台無しになってしまった悲しきゲーム。怒なのはこっちの方だと叫びたくなる。
「怒」のゲーム操作は、十字キーで移動、ショット攻撃、手榴弾というシンプルなもので、弾薬などには限りがあるのでシビアなゲームです。アイテムをとったりすることでパワーアップする要素があったり、戦車に乗ってガンガン攻めこんだり、と…これだけ聞いてるとすごく面白そうに聞こえます。そう、面白いゲームなんです「怒」は!
では、何がヒドイか紹介していきましょう。
まず、ラルフとクラークを操作していてショットを撃つ時に後ろに下がったり左右に移動しながら撃つことができないんです(アーケード版ではできました)。ただでさえ「怒」は難易度高めなのに、これのせいで格段にゲーム攻略が難しくなります。
処理落ちなのかどうなのか知らないけど、キャラクターの動きがとにかく遅い。これまた鬼畜難易度アップにつながるおそろべき要因。
「怒」は面白かっただけに、とても残念な仕上がりになっていてテストプレイをして販売したのか疑うレベル。
タイトル | 怒 |
メーカー | ケイアミューズメントリース |
対応機種 | ファミコン |
ジャンル | アクションシューティングゲーム |
発売日 | 1986年11月26日 |
価格 | 5500円 |
プレイ人数 | 1人〜2人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=X4hLFTQE6H4]
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