ハイスピードアクション×ハクスラ＝スタイリッシュゲーム！！

「Icey」は、かなりスピード感あふれる2D横スクロールアクションゲーム。サイバーパンクな要素も取り入れられているので、世界観だけでもプレイしたくてうずうずしてしまう人もいるのではないかなと思ったりします。

主人公のサイボーグ少女のIceyとなり、サイボーグに支配されてしまった世界を救うという冒険を繰り広げていくことになります。設定自体はありがちですが、少し特殊な要素などがあるので楽しめると思います。

独特なメタ的な視点

「Icey」で一番独特だと感じさせてくれるのがメタ視点。開発者がナレーターとして色々指示を出してくれるのですが、Iceyとなっているプレイヤーの行動次第で色々な反応をするんです。悪態をついたり、戸惑ったり、妥協したりとかなりユーモアな反応が見れます。

クリアしようと思うのであれば、このナレーターの声に耳を貸し協力していきましょう。あえて逆らった行動をしたりして、違う場所へと進むことができたりもするので、自分の意志を持ってプレイするのも面白いです。サイボーグというテーマなので、どのように行動するかがこのゲームのコアとなっている気がしますね。

硬派なアクション要素

かなり奇抜なゲームシステムが特徴となる「Icey」ですが、アクション面ではとてもシンプルで硬派なものとなっています。とにかくスピーディで華麗なコンボを決めることができるため爽快なアクションとなっていますが、操作はとても簡単で誰でもすぐに楽しむことが可能です。逆にやりごたえのあるシビアなアクションゲームを求めるのであれば、「Icey」を面白いとは感じないと思います。

ショップで新しいスキルなどを購入したり強化することができるので、徐々に強くなっていると実感できる上、新たな要素が常に加わるので飽きることなくプレイすることができます。

残念な点は2つ

「Icey」で、残念だと感じるポイントは2つあり、1つはゲームボリュームの少なさ。指示通りにゲームを進めるとすぐにゲームクリアしてしまいます。そして2つ目は日本語ローカライズされていない点で、これによって最も「Icey」を楽しむために必要なナレーターとのやり取りが困難になっています。

なので、世界観やアクション要素を楽しみたいという人に特におすすめしたいゲームになっています。「Icey」の日本語ローカライズがされれば、一気に日本での評価も上がると思います。

Nintendoswitch版は日本語ナレーション付き

いままで日本語に対応されていないことが悔やまれていた「Icey」ですが、Nintendoswitch版では字幕＆音声に日本語が対応されることが発表されました。これでメタ要素も思う存分楽しむことができます。

日本語のナレーションを担当するのは下野紘さんで、神のみぞ知るセカイなどで声優を務めたり歌手として活躍をしています。動画の後半部分で日本語に対応した「Icey」を確認できますが、なかなかブッ飛んだシーンをチョイスしていて、これはかなり楽しめそうだと感じました。

国内での配信日は2018年5月ごろとなっていますので、日本語でプレイしたい人はこちらがおすすめです。

Iceyの発売日はいつ？

「Icey」の発売日ですが、2016年11月18日に決定されています。

画像引用元
[http://store.steampowered.com/app/553640/ICEY/]