傑作ミステリーADV『ヘビーレイン 心の軋むとき』

折り紙殺人事件の真相とは?

今回紹介するのは、ミステリーアドベンチャーゲームとして一躍有名になった『ヘビーレイン 心の軋むとき』というゲームです。全体的にダークな雰囲気をまとっていて、どこか物悲しいストーリーと音楽がこのゲームの魅力ですね。もうプレイしたのはだいぶ前のことなのですが、それでも思い出として沢山残っていることがあるので、今日はここで『ヘビーレイン 心の軋むとき』の紹介していこうかと思います。

ヘビーレイン 4

ヘビーレイン 6『ヘビーレイン 心の軋むとき』はアメリカの小さな町が舞台です。そしてその町で3年間に渡り起き続けている連続誘拐殺人事件が世間を脅かしています。雨の季節に少年が死体として発見され、さらに死体の手には決まって折り紙と蘭の花を持たされるという奇怪なものだったことからこの事件を折り紙殺人事件と呼んでおり、捜査が続けられております。そんなある日、心に傷を負いどこか悲しい雰囲気を纏った男・イーサンの息子であるショーンが「折り紙殺人鬼」に誘拐されるとこから物語が始まります。

ヘビーレイン 3ヘビーレインのゲーム概要を紹介していて思ったのですが、やはりどこか生々しいですよね。殺人とか、死体に決まって…とか、そういうシチュエーションはゲームなら全然珍しくないし、むしろありがちなのです。しかし、ヘビーレインでは心に傷を負っている男の大切な息子が殺人犯に誘拐される…。これってもう発狂モノですよね。唯一の心の支えが人間の私利私欲のために利用されようとしているんですから。

ヘビーレイン 5そこが本作『ヘビーレイン 心の軋むとき』の魅力であり、かなり考えさせられるゲームになっています。「大切な人のためにどこまで身を投げることが出来るのか」…プレイしていて胸が苦しくなるようなゲームでした。息子を誘拐した犯人は、男に対して様々な課題を叩きつけます。その内容が「高速道路を逆走しろ」とか「自分の指を切り落とせ」とか「高圧電流を通過しろ」とか、到底人間とは思えない理不尽なものばかりです。

ヘビーレインで、愛する息子を助けるために父はどこまでやるのか。そういう葛藤などが独自のグラフィック、そして素晴らしい音楽たちとともに描かれています。とても悲しい雰囲気のゲームですが、プレイしてみる価値はあります。

タイトル ヘビーレイン 心の軋むとき
メーカー クアンティック・ドリーム
対応機種 PS3/PS4
ジャンル サイコ・サスペンス
発売日 2010年2月18日
価格 5980円
プレイ人数 1人

画像引用元
[http://www.jp.playstation.com/s
oftware/title/bcjs30040.html]

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

注目の最新ゲーム

  1. 2017-12-26

    「ベヨネッタ3」美しすぎる魔女が再び!超スタイリッシュアクションゲーム!

    派手に!美しく!華麗に戦うベヨネッタ最新作! アメリカで開催されたTheGameAwards201…
  2. 2018-6-16

    「Fallout 76」爆弾が投下されて25年、終末戦争後のアメリカへと一歩踏み出すRPG

    未だかつてないオープンワールドRPGのマルチプレイを体験しよう  Bethesda Game …
  3. 2017-10-24

    『真・女神転生V』Nintendo Switch発売のメガテン最新作となるRPG

    カルト的人気を誇る悪魔をテーマにしたシリーズ最新作(2018年) 人気RPG真・女神転生シ…

絞り込み検索

著作権

当サイトで掲載されている画像などの著作権、または肖像権等は各権利所有者に帰属致します。 著作権者様の権利を侵害、もしくは損害を与える意図はありません。著作権様より、掲載内容の訂正・削除を求められた場合には、速やかにその指示に従います。 当サイトの内容は、すべて無断転載を禁止します。
ページ上部へ戻る