
状況に応じた言葉を選んで困難を乗り越えていく少しグロテスクなゲーム
さて、今回紹介するのはコロンビアのゲームメーカーBelow the Gameが開発を手がけるアクションアドベンチャーの『Haimrik』。対応プラットフォームはPC(Steam)となっている。
本作『Haimrik』は、言葉を使ってステージの様々な困難を突破していくというアクションアドベンチャーゲーム。主人公のHaimrikはとある本との出会いから、言葉を具現化させる能力を手に入れる。物語の舞台は、プロモーション映像から読み取るにおそらく中世。羽のついた万年筆や甲冑、剣などが平気で登場する世界だ。様々なギミックが用意されているステージを舞台に、適切な言葉(単語)を選び取り邪悪な王との戦いを制することになる。
『Haimrik』のゲームシステム
本作『Haimrik』では、ステージ上に用意されている様々な単語を選び困難を突破することになる。まるでパズルのようなゲームシステムになっているのだが、道中でステージが崩れたりモンスターに追いかけ回されたりと、アクション要素もしっかりと用意されている。
ステージ上に表記されている単語には、Haimrikが現在置かれている状況を表す言葉も埋め込まれており、単に答えを探すだけではなく現状を把握することもできる。自分が今どういう状況に陥っているのか、何をすれば困難を突破することが出来るのか、その都度考えなければ攻略することは難しいだろう。
日本語化の見通しはまだたっていない模様
残念なことに、2018年現在のところ本作『Haimrik』の日本語化の予定はまだ未定とのこと。斬新なゲームシステムでありながら、非常に優れたユーザーインターフェイスが特徴的だ。ゲームの仕様上か、見た感じあまり難しい英単語は用意されていないように感じる。適切な言葉を簡素に伝えなければならないので、難しすぎる単語はあまり出てこないのだろう。
英語の勉強にもなるし、パズルゲーム特有の脳のトレーニングにもなる。多少の英語ができれば問題なく遊べるゲームではあると思う。
『Haimrik』の評価・レビュー
さて、いかがだっただろうか。セピア調のグラフィックも相まって、かなりユニークなゲームになっていることがわかったかと思う。パズル要素を組み込んだアクションだが、非常にスリリングでまさに絶体絶命といった中を戦い抜くのは手に汗握るだろう。ステージに散りばめられている単語から状況を判断し、どのように選択していくことが大事かを考えなければいけないため、極限状態の中での思考が試される点がこのゲーム最大の魅力だと感じた。
ややグロテスクな要素があるが、カートゥーン調なためか、そこまで残酷な印象は受けないと思った。しかし、どうしても血が無理という人はスクリーンショットやトレイラーを見て判断してみて欲しい。
本作『Haimrik』と同様に言葉を具現化する斬新なアイデアを持った『Story Warriors: Fairy Tales』というタイトルが評価されているので、こういった言葉を使ったゲームが好きだという人を裏切らないだろう。
『Haimrik』の発売日はいつ?
本作『Haimrik』は、2018年内の発売が決定されている。
タイトル | Haimrik |
メーカー | 1C Company Below the Game |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
発売日 | 2018年内 |
価格 | — |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/492180/Haimrik/]
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