
子供の頃、誰もがやった「コマンドプロンプトかちゃかちゃ」を地で行くシミュレーションゲーム
さて、今回紹介するのはTeam Fractal AlligatorとSurprise Attackより2015年8月12日に発売が開始されているハッキングシミュレーターゲームの『Hacknet』。対応プラットフォームはPC(Steam)、価格は1520円となっている。
本作『Hacknet』は、その名前の通りハッカーとしてハッキングを楽しむことができるゲームとなっている。パソコン好きの男性ならおそらく小中学生の頃にやったであろう「コマンドプロンプトを適当にかちゃかちゃする」あれをゲームとして本格的に楽しむことができるようだ。本作『Hacknet』では、ただただハッキングをするのではなく、しっかりと用意されたストーリーに沿ってハッキングをしていくことになる。死んだはずのハッカーから届くメッセージを元に、真相に近づいていくというストーリーだ。
架空のOSを操作してハッカーの死の真相を突き止めよう
本作『Hacknet』では、プレイヤーはとあるハッカーから届くメッセージを元に事件の真相を暴いていくというストーリーを楽しむことができる。送信元のハッカーは既にこの世を去っているため、生きた情報が非常に少ない。そんな中で、コマンドプロンプトと実際に存在するハッキング技術を駆使して彼の死の真相を暴いていくことになる。
送信者であるハッカーからは「君の助けが欲しい」「必要なものは揃えるし操作方法も教える」「だから僕を探して欲しい」という旨のメッセージが届く。僕を探して欲しいというのがとても気になる。ハッカーは実は死んでいないのか?なんかの陰謀なのか?予め死を予見し実行したプログラムか?とSFじみたワクワクを駆り立てられる。
本当にハッキングしているかのような没入感が素晴らしい
本作『Hacknet』の素晴らしいところは、その没入感の高さだ。実際にある手段を使ってハッキングをしていくため、本当に自分がハッキングしているのではないかと勘違いしてしまうほどのクオリティになっている。意味不明な数字の羅列などから情報を読み取ったり、深層ウェブのようなところにアクセスしたり、”インターネットの闇”に触れている感覚が非日常であり面白いと感じさせてくれる。
『Hacknet』の評価・レビュー
さて、いかがだっただろうか。僕も実際に本作『Hacknet』をプレイしてみたのだが、それはもう中学生の頃に思い描いていた”ハッカーとしての自分”になりきることが出来て最高だった。あのときはコマンドプロンプトをカチャカチャするだけの”ハッカーもどき”だったが、本作『Hacknet』をプレイしている時の僕は紛れもない本物のハッカーだった。疼いてしょうがない厨二心を刺激してくれるタイトルだし、ストーリーも謎めいていて面白いので、ぜひ多くの人にプレイしていただきたい。
タイトル | Hacknet |
メーカー | Team Fractal Alligator Surprise Attack |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | ハッキングシミュレーター |
発売日 | 2015年8月12日 |
価格 | 1520円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/365450/Hacknet/?l=japanese]
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