クソゲーとも神ゲーともいわれたファイナルファンタジーⅧ

[最終更新日]2016/12/12

FFシリーズ史上最も売れたゲームFFⅧ

ファイナルファンタジーⅧは色んな意味でみんなの記憶に残るゲームでした。
あの超人気ゲーム「ファイナルファンタジーⅦ」の後に発売されたゲームで、その影響もありFFシリーズ史上最大販売本数369万本の数字を打ち出し、当時ニュースでも取り上げられるほどの話題がありました。

しかし一番の理由は神ゲーともクソゲーとも判定された、人によって評価が正反対になる賛否両論のゲームだったからです。

その理由は数々の斬新すぎたゲームシステムと難解なストーリーでした。

レベル上昇に比例して強くなる敵

キャラクターのレベルに応じて、雑魚敵でさえも比例して強くなり、レベル上げという概念が無価値になるゲームシステムになっています。
つまり毎回が命がけの戦いなので、常にスリリングにギリギリの戦いがしたいという人でない限り、かなりストレスなゲームシステムです。
中にはレベルを上げていない時の方が倒すのが楽だっただろう敵も存在し、敵の強化もアンバランスです。

魔法を装備するという概念

ファイナルファンタジーⅧではMPが存在せず、キャラクター1人につき魔法を100個持つことができます。魔法を覚えるのではなく、アイテムのように持つゲームシステムになっている。そのため魔法は使えばそのアイテム数が減ります。
魔法やG.F.はドローというコマンドで敵から奪う事ができ、魔法は世界各地にあるドローポイントで一定量を手に入れることができます。しかし非常に効率が悪いことで不評です。

斬新過ぎたゲームシステム「ジャンクションシステム」

G.F.(Guadian Force)は、従来FFシリーズでいう召喚獣にあたります。ファイナルファンタジーⅧではG.F.をジャンクション(接続)、つまりは装備することで召喚魔法が使用できる他、パラメータの強化や「まほう」や「ぶんどる」などのバトルコマンドが追加されます。
「FFⅥ」で幻獣を装備して魔法を覚えるという似た試みがされていたが、本作では魔法だけにとどまらず、キャラクターの全てを自由にカスタマイズできるゲームシステムです。
これが詳しく説明されずにゲームが進行していくので理解するのに苦労し、とにかく扱いづらいゲームシステムでした。
しかし、完全に理解して使いこなせば自分の好きなキャラクターを自由自在にカスタマイズできる上に、レベルの調整をしつつゲームを進めると一気にヌルゲー化します。
ジャンクションシステムにハマった人と面倒だった人で割れたのが、このゲームの賛否が分かれてしまった大きな理由の一つでしょう。

お金が給料制!?

主人公たちは傭兵という設定のため、バトルでお金が手に入りません。
つまりバトルをするメリットはアイテム収集以外なにありません。

青臭いキャラクターたち

大人びた容姿と傭兵という設定で忘れがちだが、主人公パーティーはみんな未成年です。
ファイナルファンタジーⅧのストーリー自体が少年たちの成長をテーマとしているので、そういった青臭い発言やシナリオ展開が受け付けなかったという人も多いようです。

ヒロイン「リノア」の性格問題

ファイナルファンタジーⅧのヒロインであるリノアはファイナルファンタジーシリーズのヒロインの中で一番嫌いとの意見が多いほど賛否両論が分かれるキャラクターです。
自分が正しいと思ったら周りの意見に聞く耳を持たず、独断で行動して結果的に周りに迷惑をかける自己中心的な性格にイラッとしたプレイヤーが多かったようです。
しかし、スコールに近づくにつれ成長していく様子や、冷たい態度のスコールも心を開いていく様子はこのゲームのテーマである「青少年の成長の物語」にバシッとハマっているので、ストーリー上練られた設定でしょう。

なぜクソゲーと言われてしまうか

まとめると大きくはジャンクションシステムとストーリーとキャラクターの好みに寄ります。
しかし、これは人それぞれなので、決定的な欠点とは言えません。

個人的に考える最大の欠点は「無価値なバトル」だと思います。
「レベル上げしない方がいい」、「お金が入らない」ということで、もうバトルする意味ないじゃん…となってしまいます。
敵との戦いを避けてレベルを抑えてゲームを進めるのがサクサク進むカギなわけですが、「RPGゲームとしてどうなの?」ってなってしまうんですね。
しかしそれを無視してプレイすると敵の強さに行き詰まったりして非常にストレスがたまるゲームになる…

たしかにこれは戦闘を楽しみたい人にとっては完全にクソゲーとなり得ますね。

それでも評価されるFFⅧの魅力

これだけの欠点や賛否両論がありながら、ファイナルファンタジーⅧは今なお熱狂的なファンがおり、FFの中で一番好きという人も少なくありません。

FFⅦから圧倒的に進化したプレイステーションでは考えられない美しいグラフィックや、オーケストラを起用した壮大なBGMの数々やFFシリーズ初の主題歌「Eyes On Me」クオリティは素晴らしいです。
説明足らずではありますが、難解なストーリーも巧妙には張り巡らされたどの伏線も投げっぱなしにしておらず回収していて、非常に練り込まれています。
青春ストーリーも賛否が分かれますが、苦悩しながら主人公たちが成長していく様は学生時代を思い出し感動するという人も多です。

一概に「クソゲー」とは括れない素晴らしい演出やシステムがいくつもありますので、ダメだった人、良かった人双方のの記憶に残ったのがファイナルファンタジーⅧというゲームでしょう。

 

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