人の愚かさと欲が招く絶望「ファイナルファンタジーⅥ」

魔法と機械が生み出す群像劇
ファイナルファンタジーシリーズでクリスタルが登場しない初のゲーム「ファイナルファンタジーⅥ」。クリスタルの代わりに召喚獣や魔法に重点が置かれストーリーの中心となっています。
ファイナルファンタジーⅥのキャラクター達のストーリーが並行して進んでいき、バックボーンが繊細に作り上げられ、どのキャラクターも主人公のような描かれ方をしているのが特徴です。
ファイナルファンタジーⅥのストーリー
世界の大半を焼きつくした「魔大戦」・・・あれから1000年の時が経ち、魔大戦で猛威を振るった魔法は闇へと消えた。人々は、鉄や火薬、蒸気機関の機械文明を発展させ世界を元に戻した。しかし、魔法の力を復活させ世界を手中に入れようとする者が・・・世界はまた滅んでしまうのだろうか。
ファイナルファンタジーⅥのキャラクター
ファイナルファンタジーⅥのキャラクター数は優に10名を越え、どのキャラクターも主人公として扱われてるのがファイナルファンタジーⅥ最大の特徴です。選択肢しだいでは、仲間にならないキャラクターもいるので注意が必要。
自分好みのキャラクターを使ったり、相性で組ませたりとゲームの楽しみ方は人それぞれです。
- ティナ・・・禁断の魔法を使える女性。ところどころ記憶が欠落している彼女の正体とは・・!?
- ロック・・・反帝国組織リターナーに所属する。隠密行為が得意で、泥棒と呼ばれることを嫌う。
- エドガー・・・フィガロの国王。ガストラ帝国と同盟を結んでいるが、裏では反帝国組織リターナーの支援者として活動している。女性に弱く、機械を扱うことに長けている。
- マッシュ・・・エドガーの弟で城を飛び出して以来、格闘術の修行に励む。ものすごく豪快な性格。
- シャドウ・・・黒装束を纏った暗殺者。金のためなら何でもする。手裏剣や巻物を使い戦い方は多種多様。
- カイエン・・・家族を殺された恨みから帝国を恨む気持ちは人一倍強い。刀を携え剣技に精通する侍。
- ガウ・・・野生児のため言葉があまり上手ではない。モンスターの攻撃を覚えることができる。
- セリス・・・帝国軍の将軍。魔法を使いこなし、魔法を無効化することもできる。
- セッツァー・・・さすらいのギャンブルーで、スリルを好むため命をも平気で賭ける。世界で唯一の飛空艇所持者。
- ストラゴス・・・伝説的なモンスターハンターで魔物の知識に精通している。モンスターの技を覚えるラーニングの使用者。
- リルム・・・ストラゴスの孫娘で毒舌家。絵を描くことでモンスターの技を使いこなす。
- モグ・・・モーグリ族のリーダー。踊ることで戦いを盛り上げる。
さらに、ファイナルファンタジーⅥのキャラクターにはそれぞれ「必殺技」があり、飽きさせないバトル展開になっています。
ファイナルファンタジーⅥのゲームの要である魔石
魔石システムの登場により、魔法は今までのファイナルファンタジーシリーズとは違った位置づけになっています。
幻獣と共に手に入る「魔石」を装備することで、様々な魔法を使えるようになります。さらに、戦っていく中で熟練度のようなものがあり、魔法を極めることで魔石なしでも使えるようになります。
魔石により、キャラクターのカスタマイズ制や成長システムが深みのあるものになり、ファイナルファンタジーⅥのやりこみ要素となっています。
FFといえばやはり幻獣
ファイナルファンタジーⅥの幻獣は、魔石を与え魔法を習得させてくれるだけでなく、戦闘中に1度だけ呼び出すことができます。その効果は、回復・攻撃・補助と様々です。ファイナルファンタジーⅥの幻獣は30種類近くおり、GBA版からは更に追加されています。
最高の神ゲーと歌われるファイナルファンタジーⅥ
時代を切り開いたゲームとしてかなりコアなファンが多く根強い人気を誇っています。レトロゲームながら、音楽、ゲームシステム、ストーリー、どれを取っても文句なしでその出来栄えにはうっとりしてしまう部分もあります。
ファイナルファンタジーⅥの魅力については⇒ファイナルファンタジーⅥのゲームの魅力を淡々と語る!
タイトル | ファイナルファンタジーⅥ |
メーカー | スクウェア |
対応機種 | スーパーファミコン プレイステーション ゲームボーイアドバンス バーチャルコンソール(Wii,WiiU,ニンテンドー3DS) ゲームアーカイブス(PS3,PSP) iOS/Android |
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
発売日 | 1994年4月2日 |
価格 | iOS:1800円 Android:1800円 |
プレイ人数 | 1人 |
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。