常に考えて行動するRPG！

戦略性が大きく評価され、発売の翌年には150以上のメディアアワードを受賞した俯瞰視点戦略ターン制RPG『ディヴィニティ オリジナルシン』が大幅にパワーアップしてPS4に登場。

主人公は2人のソースハンター。「ソース」と呼ばれる未知のエネルギーと、それを悪用する「ソーサラー」の排除を担っているハンターだ。ソースハンターたちは、とある殺人事件を解決するために「サイシール」と呼ばれる港町に足を運んだ。殺人事件の被害者は町会議員で、これだけを見ると別にソースが絡んでいるわけでもなく、何処にでもある事件なのでソースハンターが出向く必要はなかった。しかし、依頼主は「犯人がソースを使ったのではないか」と疑っているため、ソースハンターが捜査に協力することとなった。
この街には沢山の問題があった。死霊がうごめいていたり、オークの襲撃にあったり、怪物の駆除へ向かった兵士たちは誰ひとりとして帰ってくることはなかった。そして主人公たちは、この事件の背景にとても大きな存在が絡んでいる事に気づいた。

いっけんサスペンスチックなゲームだが、あながち間違ってもいない。よく考え、行動することが大切になってくる。本作『ディヴィニティ オリジナルシン』はストーリーだけじゃなくて戦闘もかなり凝っているシステムで、とにかく戦略をうまく練ることが必要だ。

バトル自体はターンベース型なのだが、戦闘を有利にすすめるためには、アクションポイント、天候、戦略、位置取りなどもちゃんと考慮して置かなければいけないのだ。例えば、敵を倒した後に出来た血だまりに触れていると、そこに電撃を流し込まれてダメージを受けてしまう可能性が出てきたり、とにかくすべての要素を考慮してバトルを進めていかなければならない。

全ての事象が自分の命運を大きく分けるので、うまく自分の置かれている状況立場などを理解した上で戦闘に臨む必要がある。

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