
ホラーゲームの金字塔を築き上げたクロックタワー
ホラーゲームで知らないものはいないといっても過言ではないクロックタワーの続編。
主人公は変わらずジェニファーであり、平穏な日常が殺人鬼によって崩壊していくサイコスリラーなストーリーを堪能できるホラーゲームだ。クロックタワー2をプレイしていると、自然と手に力が入り、歯を食いしばり、気づかない間に背中を冷たい汗が伝っていることだろう。
クロックタワー2のストーリー
クロックタワーで起きたバロウズ邸の猟奇殺人事件から1年。唯一生還したジェニファーが証言したことは、マスコミや若者の間でシザーマンとして語られるようになった。一方ジェニファーは心理分析の教授であるヘレンに引き取られ穏やかな毎日を送る。しかし、そんな平和を壊すかのようにシザーマンの刃音が忍び寄る…。
クロックタワー2のストーリーは3章で構成されていて、キャラクター同士の会話で進むインターミッションモードと選択肢による分岐で進んでいくシナリオがある。選択肢次第で様々な結末を迎えることになるため飽きさせない。クロックタワー2は、何度もプレイしたくなる欲求が生まれるホラーゲームとなっている。
クロックタワー2では、ジェニファーだけでなくヘレンも操作することができる。クロックタワー独自のカーソルは今回も健在で、矢印カーソルを使い移動やクリックをして導くことができる。シザーマンと鉢合わせた場合は、逃げまわるか近くの物を使って戦い撃退する方法しかない。追われる恐怖、抗えないもどかしさが絶望を与え続け、ホラーゲームとしては満点の恐怖を味わえる。
クロックタワー2は、シザーマンがリアルタイムで追いかけるようになっているので、緊張感と焦燥感がプレイヤーの全身を駆け巡るホラーゲームへと進化した。さらにシザーマンが登場した時のBGMが強烈になっており、プレイヤーをより一層恐怖を煽ってくる。グラフィックもプレイステーションで発売されたため、3Dとなっていて臨場感やリアリティがさらに増し、ホラーゲームらしいグロテスクな演出などが鮮明になっている。
ホラーゲームながらにサスペンス要素があり、犯人であるシザーマンの伏線がストーリー上に散りばめられている。そのためクロックタワー2のストーリーを、注意深い観察しているとシザーマンの正体が誰なのかわかるようになっている。
クロックタワー2はホラーゲームである以上、グロテスクなシーンが多くCERO:C(15歳以上)となっている。最近、ありふれた日常に飽きてきたという人は、クロックタワー2をプレイして刺激を求めてみてはどうだろうか。
タイトル | クロックタワー2 |
メーカー | ヒューマン |
対応機種 | プレイステーション/PS3/PSPVita/PSP |
ジャンル | ホラーアドベンチャー |
発売日 | 1996年12月13日 |
価格 | プレイステーション:5980円 ゲームアーカイブス:617円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com]
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