
宇宙空間に放り出された主人公とニワトリの漂流記を描いたバカゲー
さて、今回紹介するのはインディーデベロッパーRedRuins Softworksより発売が決定されているサバイバルFPSの『Breathedge』。対応プラットフォームはPC(Steam)となっている。
本作『Breathedge』は、まだ立ち上げられてから間もないインディーデベロッパーRedRuins Softworksの処女作となるタイトル。座礁し宇宙空間に放り投げられてしまった主人公が、未知の宇宙を生き抜くためにあれやこれやと試行錯誤することになる。設定だけ聞くとかなりシビアでシリアスなゲーム展開を予想してしまうと思うが、皆の想像とは裏腹にかなりコミカル調に描かれているバカゲー風味のようだ。美麗で幻想的に描かれた宇宙空間を生き抜くためには、ある程度この状況を楽しまなければいけないのかも知れない。
◆宇宙を生き抜くために必要なこと
本作『Breathedge』のゲームの目標でもある”宇宙空間を生き抜く”ために必要なことをいくつか紹介していこうと思う。まず皆は未知の宇宙を生き抜くためにやらなければいけないことと言われれば何を想像するだろうか。酸素問題、食糧問題、そういったことが真っ先に浮かぶと思う。そんな様々な問題と直面することになる本作『Breathedge』では、まず探索をし、生活に必要そうな道具や資源などを集めることになる。サバイバルゲームの基本となることを宇宙空間でやっていこう。
辺りを漂流している死体や船の残骸からまだ使えそうな資材を調達し、生活基盤となり得る様々な道具をクラフトすることになる。生命維持に必要なものから、生活に必要なもの、さらに生きていくのに一切必要のないゴミのようなものまでクラフトできてしまうのも本作『Breathedge』ならではの特徴だ。
◆いつも周りにいる謎のニワトリの正体
公開されているトレイラーを見て思った方もいるかも知れないが、本作『Breathedge』では主人公の周りにいつも謎のニワトリがいる。宇宙に飛び立つと言えばチンパンジーや犬を想像するが、このゲームでは何故かニワトリなのだ。宇宙空間でもありのままの姿で平然と生命活動をしているこのニワトリの正体が何なのかは不明だが、ニワトリのおかげで本作『Breathedge』のコミカルさがより際立っているように見える。
放電中のケーブルにニワトリを突き刺したり、主人公と車でドライブしていたりと、壮大な舞台に佇むニワトリの姿がなんとも癖になった。一体何者なんなんだろう…。単なるバカゲー要素なのだろうか…。
◆『Breathedge』の評価・レビュー
最近ちょっとずつ話題になってきた本作『Breathedge』。シリアスすぎないコミカルなゲームの雰囲気と、自由なクラフトが魅力的なゲームで、サバイバルという過酷な状況も楽しく、そしてバカっぽく体験し遊ぶことができてしまう。開発を手がけるデベロッパーRedRuins Softworksは、たった4人の開発メンバーで切り盛りをしている少数精鋭なスタジオであるが、ギャップのあるゲームや謎のニワトリといい、かなり尖ったものを秘めているように感じる。トレイラーではトイレで用を足すシーンが多様されていたり、音楽がやたらコミカルだったりと、かなり笑いを誘ったりウケを狙っている。笑えるゲームをやりたい人におすすだが、逆に本当にシビアでシリアスなサバイバルゲームを探しているという人には不向きと言えるだろう。
◆『Breathedge』の発売日はいつ?
本作『Breathedge』は、2018年の発売が決定されている。
タイトル | Breathedge |
メーカー | RedRuins Softworks |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | サバイバルFPS |
発売日 | 2018年内 |
価格 | — |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/738520/Breathedge/]
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