
カタルシスへの導き方が美しい神ゲー
独特の雰囲気を持ったファンタジーRPG「ボクと魔王」。キャラクターも個性豊かで一癖も二癖もあります。序盤はコミカルさが引き立ちますが、ストーリーが進むにつれ世界の謎が暴かれ始めると一変。シリアスな展開を見せ、クライマックスでは重いテーマを投げつけられます。自分らしく生きるとは何か?とても考えさせられるゲーム。
ボクと魔王のストーリー
全ての人間が等しく分類された世界。田舎村テネルに気が弱く影の薄い少年は、サーカスが来た夜の日に妹がオバケに襲われてしまう!妹の呪いをとくために、父親が買ってきた怪しげな壷を開ける。すると、大魔王スタンが現れ主人公にとりついてしまう!
ダンジョンや音楽など、とても幻想的でやりごたえがあるゲームです。ただ、戦闘が短調でダンジョンの視点切り替えなどが出来ないのが残念な点ですね。ですが、ボクと魔王はそれを補うかのように素晴らしいストーリーなので、戦闘面さえガマンすればかなり楽しめるゲームです。
少年ルカと魔王スタンの間に次第に芽生えていく友情や、冒険の途中で出会う人々とのほのぼのとしたエピソードは心あたたまります。ボクと魔王のゲーム自体それほど難易度が高いわけでもないので、時間が無い大人でも気楽に遊ぶことが出来るゲームです。かなり古いゲームですが気になった人がいるのであればプレイしてみることをおすすめします。
タイトル | ボクと魔王 |
メーカー | ツェナワークス |
対応機種 | プレイステーション2 |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2001年3月15日 |
価格 | プレイステーション2:2000円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.jp.playstation.com/software/title/scps11008.html]
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