
核戦争で更地になった土地に街を作るシビアなシミュレーションゲーム
さて、今回紹介するのはFar Road Gamesより発売が決定されているシミュレーションゲームの『Atomic Society』。対応プラットフォームはPC(Steam)となっている。
本作『Atomic Society』は、核戦争後の荒廃した世界を舞台に建物を建設していくというシミュレーションゲームだ。土地はかなりボロボロで、終始暗い雰囲気でゲームが展開していく。核戦争の影響か太陽の光も弱いように感じるこの世界での建築は、生き残りの人たちの人生を再建していくという意味でも非常に重要な役割を担っている。もちろん住民たちの管理は必要だし、皆が不自由なく生きていくための街作りを念頭に置かなければならない。「食糧」「水分」「健康」「住まい」「モラル」などのパラメータが用意されており、それを見て街の環境や住民たちの状態を確認することが出来る。
多種多様な住民たちをまとめ上げろ
本作『Atomic Society』に登場する住民には様々な人達が存在する。彼らの特徴を掴んだ上での街作りが欠かせないが、それでも自殺する住民などが出てきてしまうのが本作『Atomic Society』の特徴だ。こういう街作りシミュレーションゲームに「自殺」という要素が含まれているのが珍しいが、本作『Atomic Society』ではそれだけではない。例えば殺人を生業にしてきた住民もいれば麻薬依存症の人もいる。そういった人たちのリスクヘッジも非常に重要な要素となっており、住民たちが安全に暮らせるように街を作っていかなければならないのだ。かなりシビアでやりごたえのあるゲームと言えるだろう。
どうやって住民を増やしていくかが最大の課題
そんな本作『Atomic Society』では、どうやって住民を安全に増やしていくかが課題になってくる。無法地帯だと殺し合いが始まる可能性もあるし、上述したように気を病んで自殺してしまう住人もいるからだ。
そのために本作『Atomic Society』では、「法律」を定めることができるシステムが存在する。「殺人」や「盗み」などに対してはどのような罰則を与えるかなどプレイヤーが決めることが出来るようだ。そうやって住民たちの幸福度をあげていくことが住民を増やすきっかけになる。
『Atomic Society』の評価・レビュー
さて、いかがだっただろうか。かなりシビアな建設シミュレーションゲームになっていることがわかったかと思う。核戦争後というアポカリプスフィクションな世界で住民の幸福度を上げていくことは非常に難しく、住民からの要望などに応えていかなければならない。ただそういったシビアなゲーム設定が本作『Atomic Society』の特徴でもあり魅力でもある。かなり面白いシムになっていてやりごたえも十分であり、人間の弱さというものを全面的に押し出した作りのゲームとなっている。
『Atomic Society』の発売日はいつ?
本作『Atomic Society』は2018年夏の発売が決定されている。
タイトル | Atomic Society |
メーカー | Far Road Games |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | シミュレーションゲーム |
発売日 | 2018年夏 |
価格 | — |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/514500/Atomic_Society/]
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