
プレイヤー自身がキャラクターの1人となるゲーム
本作『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』はガストより2014年3月6日に発売されたPS3用ゲームソフトで、さらに2014年10月2日にはPSVita版『アルノサージュ PLUS〜生まれいずる星へ祈る詩〜』が発売されました。さて、本題ですが、見出しにも書いてあるように、プレイヤー自身がキャラクターの一員となってゲームが進んでいきます。いわゆるメタ視点ですね。
従来のゲームは、「プレイヤーの分身を操作してゲームを進めていく」というものですよね。当たり前の話ですが…。ですが本作『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』は、”プレイヤー自身”がキャラクターとなります。どういうことかわからない人のために例を挙げますが、例えば「画面の向こうのお前!早くボタンを押せ!」みたいな感じで、プレイヤー自身にゲームのキャラクターが話しかけてきます。
いやー『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』をプレイしてビックリしました。SFという幻想的な世界でここまで感情移入できてしまうのかと。今までメタ視点で物語が進行していくゲームはいくつかやったことありますが、ここまでの完成度を持ってこられると、もはや感情移入を超えた何かがありますね。どんどんプレイヤーが物語に組み込まれていくので、ゲームをクリアしてしまった時の喪失感は凄まじいものでした。
さらに本作『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』にはしっかりとした戦闘要素もあり、クオリティもなかなかのモノです。主人公とヒロインの2人で戦うタクティカルアクションのターン制バトルとなっていて、強力な詩魔法を放つヒロインを主人公が守るように戦いバトルをします。また、フレンド技やアイテムなどバトルを盛り上げる要素がたくさんあります!
『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』の難易度はそんなに高くありませんが、気持ちいいくらいにさくさく進めることが出来ますね。さらにヒロインも可愛い、音楽もいい、むしろこのゲームの世界に本当に入りたくすらなりました。最後の方はもはや「俺って本当はこっちの世界の住民じゃね?」なんて思ったり・・・。
メタ要素を取り扱っているゲームの中でも、群を抜いた完成度です。ぜひ、一度『アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜』をプレイしていただきたい!
タイトル | アルノサージュ 〜生まれいずる星へ祈る詩〜 |
メーカー | ガスト |
対応機種 | PS3/PSvita |
ジャンル | SF |
発売日 | 2014年3月6日 |
価格 | 7140円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://www.4gamer.net/games/234/G023461/
screenshot.html?mode=thumbs&move=reverse]
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