「エアー・フォートレス」いいとこどりしまくったシューティングアクション

HAL研究所が生み出した一風変わったゲーム

「エアー・フォートレス」は、当時としてはなかなかに挑戦的なゲームだったんじゃないかと思います。でも、HAL研究所が作ったのでやはり面白いゲームに仕上がっていました。

なぜ、「エアー・フォートレス」が一風変わっているのかというと、前半はシューティングゲームで進んでいくんですが、後半はアクションゲームとして進んでいくんです。

何ていうか、グラディウスのシューティング要素×メトロイドのアクションと探索要素を合わせたような、美味しいとこ取りをしたゲームだと言えます。そして世界観や設定が宇宙というのはどちらとも共通していますね。

2つのパートという発想が面白いゲーム

まず、シューティングゲームとしてのパートですが、王道の横スクロールで進んでいくものになっています。とにかく宇宙基地の内部まで行くというのが目的となっていて、そこまでの道のりをゲームの要素として描いています。

続いて、アクションゲームとしてのパートです。基地に到着した主人公が内部にあるコアを破壊するという任務を遂行していきます。ここで「エアー・フォートレス」が面白いな~と関心してしまうのが、宇宙の無重力をふわふわした操作感で再現しているところです。上に浮いたり下に降りたりしながら探索し、罠を掻い潜りゲームを進めていきます。ライフゲージやエネルギーが0になるとゲームオーバーとなるので注意。

エネルギーと言いましたが、これはシューティングゲームのパートが非常に深く関係してきています。このエネルギーは武器の弾となっている大事な要素なのですが、これがシューティングパートでどれだけ集められるかで変化してきます。ただ移動するだけでなく、アイテムをしっかりと回収することで「エアー・フォートレス」の難易度が変化するという味のあるシステムなんです。あえてアイテム回収せず高難易度のゲームを攻略するという遊び方もできます。

正直、さすがHAL研究所!と言える独特で挑戦的なゲームと「エアー・フォートレス」は言えると思います。大人気にはなりませんでしたが、当時ハマったプレイヤーも多くいたのも事実です。


タイトル エアー・フォートレス
メーカー HAL研究所
対応機種 ファミコン
ジャンル アクションシューティングゲーム
発売日 1987年8月17日
価格
プレイ人数 1人

画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=r0_osH6C74o]

 

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