
「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」
「アバタール・チューナー」は「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」と同時並行で開発された新・女神転生プロジェクト。
主人公自身が悪魔、プレスターンバトルシステムなど、「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」と似通った部分が多くある。
しかし、悪魔合体や仲魔などの真・女神転生シリーズのゲームシステムは一切なく完全新作としてゲームが開発された。
「アバタール・チューナー」のストーリー
2025年、サーフ率いるトライブ「エンブリオン」はジャンクヤードで機械的に戦いの日々を送っていた。瞳に色を宿さず戦う理由もわからないが、ただひとつの目的は全てのトライブを倒しニルヴァーナへと進むこと。そんな日々の中、あるトライブとの抗争で謎の物体「ツボミ」から放たれた光球に貫かれたことをきっかけに悪魔へと変身する力「アートマ」に目覚める。悪魔へと変身できる人間「アバタール・チューナー」になったサーフ達には、瞳に色が宿り人間らしい感情が芽生え始めた。しかしツボミの下に眠っていた黒髪の少女セラを巡ってトライブの抗争はさらに激化する。
「アバタール・チューナー」の世界観
「アバタール・チューナー」はインドの神話や仏教の思想が本作の世界観のベースとなっており、ニルヴァーナやマントラなど宗教用語もちらほら出てくる。
建物やBGM、服装は近未来とインド・ネパール周辺を合わせた雰囲気で、トライブ同士の紛争も宗教紛争のよう。
東洋的オカルトとポストアポカリプス的世界の融合は非常に退廃の美を感じさせる。
「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」」のシステムを継承しながらも、作りこまれたゲームの世界観と新たなゲームシステムはまさに新・女神転生と呼ぶにふさわしい。
難易度もストーリーもわかりやすいものになっている。
真・女神転生がシリーズ化されすぎていてとっつきにくいという人は、まず「アバタール・チューナー」からプレイしてみればメガテンシリーズのゲームシステムや世界観の雰囲気は感じ取ることができるのでおすすめ。
ちなみに「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2」で完全完結となる。
タイトル | DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー |
メーカー | アトラス |
対応機種 | PS2 |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2004年7月15日 |
価格 | 6,800円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?v=5jaUJqIqR1I]
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