
配置されてるロボットと隣接して工場に電気を灯すユニークなパズルゲーム
今回紹介するのはMAFISより2018年3月21日に発売が開始されているパズルゲームの『ごほろぼ』。対応プラットフォームはPC(Steam)、価格は410円となっている。
本作『ごほろぼ』は、5歩しか歩くことが出来ないロボットを操作して工場に電気を灯すというパズルゲーム。プレイヤーはロボットを操作して、限られた歩数で明かりを宿さなければならない。ゲーム自体は至ってシンプルだが、よく考えなければクリアできないステージもありパズルゲームとしてクオリティが非常に高い作品。日本ゲーム大賞2014アマチュア部門の最終審査まで通過したタイトルで、ユニークな発想が魅力的なゲームだ。
『ごほろぼ』のゲーム概要と舞台背景
本作『ごほろぼ』の舞台背景は、労働力がロボットたちに取って代わった近未来となっている。ロボットという立場を活かして不眠不休で日々働いている。しかしある時、何らかの事故、もしくは災害で工場内の電気が一斉に消えてしまう事態に。電気を動力にして動くロボットたちは大騒ぎ。ロボットたちの体に内蔵されている”5歩分”の電力を使って、どうにか電力の供給を再開させロボットたちを救おう。
と、言ったようにしっかりとバックストーリーも設定されていて、ロボットたちのピンチを救えるのはプレイヤーだけというところにこちらも本気になれる。
『ごほろぼ』のゲームシステム
本作『ごほろぼ』では、1つのステージに数体のロボットが用意されている。それぞれ5歩分しか歩くことが出来ないが、停止しているロボットに隣接することによって別のロボットを動かすことが可能なゲームシステムがミソだ。
例えば、3体のロボットがいたとして、1番端っこのロボットを操作してもう1台のロボットのところまで行きバトンタッチ、電力源にまだ届かなさそうであればもう1台のロボットにバトンタッチ、という具合にロボットたちを操作することが出来るというわけだ。ロボットとはいえ、思いを仲間に託すというところに儚さを少し感じる。この縛りをどう克服するかがゲーム攻略最大の鍵と言えるだろう。
すごろくのように電力源までに5歩分を使い切らなければいけないという仕組みではなく、とにかくロボットたちを電力源まで連れていけばノルマクリア。クリア時の状態によって勲章なども獲得することが出来るとのこと。かなりシンプルだが奥深いゲームシステムの上に成り立っているパズルゲームで、深いプレイングを楽しむことが出来る。
さて、いかがだっただろうか。これまでのパズルゲームとは違う、かなりユニークなゲームタイトルになっていることがわかった。5歩しか歩けないという前提の上に成り立っている『ごほろぼ』だが、よくよく見てみるとロボットたちも意外と可愛い見た目をしている。そんなつぶらな瞳で見つめられたらどうにかして救いたいと思ってしまうのが人間の性。僅かな内蔵電源で多くのロボットたちを救えるか、全てはプレイヤーのひらめきにかかっている。パズルゲーム好きな方にぜひとも挑戦してもらいたい作品だ。
タイトル | ごほろぼ |
メーカー | MAFIS |
対応機種 | PC(Steam) |
ジャンル | パズルゲーム |
発売日 | 2018年3月21日 |
価格 | 410円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[http://store.steampowered.com/app/801250/GOHOROBO/]
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