
終戦日である1918年の11月11日、生き残りの兵士の記憶を辿るナラティブアドベンチャー
さて、今回紹介するのはバンダイナムコエンターテインメントとDigixArt Studioより発売が決定されているアドベンチャーゲームの『11-11: Memories Retold』。対応プラットフォームはPlayStation4/XboxOne/PCとなっている。
本作『11-11: Memories Retold』は、第一次世界大戦の私的な記憶を描いたアドベンチャーゲーム。ゲームタイトルは、終戦日である1918年の11月11日を表している。本作『11-11: Memories Retold』では、凄惨な戦いであった第一次世界大戦を、一兵士の記憶からたどっていくという物語が描かれているタイトルだ。水彩画タッチで描かれたビジュアルが、記憶の回想を上手に表現しているのが印象的。多くの人にプレイしていただきたいタイトルになっている。
DigixArt StudioとAardman Animation
本作『11-11: Memories Retold』の共同制作であるDigixArt Studioは、2015年に設立とまだ比較的新しい会社だ。第一作目である「Lost in Harmony」が200万ダウンロードを突破し、一気に日の目を浴びた。Digix Art Studioの設立者の1人であるヨハンは、Ubisoftに身をおいていた時に「バリアントハートザグレイトウォー」というゲームのデザイナーをやっており、こちらも第一次世界大戦をテーマにしたタイトル。何か深い思い入れがあるのは間違いない。
また、アニメーションを担当するAardman Animationは、クレイアニメでお馴染みのウォレスとグルミットやひつじのショーンといった傑作を世に放ってきたスタジオだ。目にしたことがある人も大勢いると思うが、あのユニークな技術が本作『11-11: Memories Retold』にどのような影響を与えるのかも注目したい。
『11-11: Memories Retold』のゲームシステム
本作『11-11: Memories Retold』は、1918年11月11日に終焉を迎えた過酷な第一次世界大戦をテーマとしているわけだが、そんな戦争の一兵士の記憶を追体験してくというアドベンチャーゲームになっている。凄惨な戦争の記憶を辿っていくナラティブアドベンチャーとしてゲームが展開されていく。ナラティブとは叙述を意味し、順を追って述べること、つまり本作『11-11: Memories Retold』では第一次世界大戦というものに焦点を当てじっくりと物語を見せていくゲームになっているだろう。
『11-11: Memories Retold』の評価・レビュー
さて、いかがだろうか。水彩画タッチなビジュアルが心を強く刺激してくる。泥沼の戦いだった第一次世界大戦終戦の100年目として発売が決定されている本作『11-11: Memories Retold』では、赤裸々に戦争の惨状を語ってくれそうだ。泥沼だった戦争を美しい水彩画タッチで演出するというところにギャップを感じるし、何よりも上手く中和し、独特な世界観を作り出していると感じる。第二次世界大戦については知っていても、第一次世界大戦については詳しく知らない人も多いと思うので、このゲームを機会に是非知っていただけたらと思う。
『11-11: Memories Retold』の発売日はいつ?
本作『11-11: Memories Retold』の発売日は現在未定。
タイトル | 11-11: Memories Retold |
メーカー | バンダイナムコエンターテインメント DigixArt Studio |
対応機種 | PlayStation4 XboxOne PC |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
発売日 | 未定 |
価格 | 未定 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://www.youtube.com/watch?time_continue=46&v=x6cYeBO8zwc]
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