
物事の裏側に隠れる真実に迫る独特な台湾産ゲーム
昭和を感じさせる古い手描きの広告ポスターのような独特なグラフィックとなっている「螢幕判官 Behind The Screen」は、まだインターネットなどが普及していない時代の台湾が舞台。デベロッパーも台湾の18Light Gameとなっていて、国内販売はCOSENが担当することがアナウンスされました。
このゲームの設定がなかなか独特
「螢幕判官 Behind The Screen」では、殺人犯として報道された人物の裏側へと迫り、記憶と人生を深く掘り下げていくというストーリーになっています。インターネットがない時代が舞台のため、現代のように多くの情報が発信されずニュースなどが全てという時代の中でどのような展開がされていくのか、サスペンスが好きな人はわくわくする部分だと思います。ちなみに、「螢幕判官 Behind The Screen」で取り扱っている事件は、実際に台湾で起きた歴史的出来事を題材にしているということなので期待も大きいですね。サスペンス好きって実話を元にしているとかって言葉に弱いところあると思うんですよ。
果たして、メディアとそれを見る視聴者によって、1人の人間の人生がどのように壊れていってしまうのか、その事件の裏側には何が秘められているのか、ゲームを通して人間の闇を垣間見てみましょう。
多くのゲーム要素を含んでいる
基本的には日本のRPGのような見下ろし視点で探索していくサスペンス調のアドベンチャーゲームになっていて、あちこち歩き回りながら謎を解いていくことになります。ところどころミニゲームのような感じで、パズルやステルス、バトルといった多くのゲーム要素が組み込まれているのも特徴。
こんな感じで色々はめ込んで解き明かすパズルや・・・
施設の一回り大きい男の子と殴り合ったりするバトルや・・・
何故か中世のコロシアムのような場所で戦うことになったりと、これだけ見てもかなり様々なものが用意されています。
そして、探索以外にもムービーパートというものがあり、実写映像が使われて事件のことをゲームの合間に挟み込んでいます。ニュースキャスターだったり幼稚園の先生だったり近所の人だったりと、実際のニュース報道番組のような作りになっていますね。しかし見てみると、どれも胡散臭さがすごく、報道というものに疑念を持つ作りになっているのがわかります。
「螢幕判官 Behind The Screen」のゲームプレイ自体は、すんなり進めば2時間程度とあっさりしているそうですが、頭を悩ませる部分もあるので簡単なゲームではありません。
ちなみに、こんな怪物にも追いかけられたりもするので、ホラーな要素もあってハラハラさせられますよ!
螢幕判官 Behind The Screenの評価・レビュー
社会問題としても取り上げられるフェイクニュースを題材に、テレビくらいしか情報を得られる手段がなかった時代に起きた事件がテーマになっています。過激な報道で殺人犯として祭り上げられた人物の裏側を知っていくことがメインとなるアドベンチャー形式ですが、いい感じのスパイスとしてミニゲームがいくつも散りばめられているのでプレイヤーを飽きさせない作りになっていると感じました。サスペンス調で殺人犯の人生を辿っていくという設定に面白いと感じたのであれば、きっとこのゲームの世界観にハマれると思います。なので、社会派サスペンスが好きな人におすすめしたいですね。ストーリーとリンクする台湾の歴史は、日本人としてはちょっとピンと来ない部分なため、どこまで楽しめるかは人を選ぶかなと感じました。
また、台湾産のゲームですが、日本国内ではCOSENがNintendoswitch向けに発売を発表しています。アドベンチャー要素も強いため、やはり日本語でのプレイをおすすめします。
螢幕判官 Behind The Screenの発売日はいつ?
「螢幕判官 Behind The Screen」ですが、Steamで2018年4月4日に発売されました。Nintendoswitchでは2018年8月23日に配信が決定されています。
タイトル | 螢幕判官 Behind The Screen |
メーカー |
18Light Game Ltd.
COSEN |
対応機種 | Nintendoswitch Steam |
ジャンル | サスペンスアドベンチャーゲーム |
発売日 | 2018年4月4日 |
価格 | 1000円 |
プレイ人数 | 1人 |
画像引用元
[https://store.steampowered.com/app/821560/
_Behind_the_Screen/]
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